概　 要　：
　県では、本県の今後１０年程度を見越した「福井県民の将来ビジョン」を策定するため、平成２１年１１月から検討会議を５回開催してきました。

　これまでの検討結果を踏まえ、県内各地域に知事が赴いて地元の方々と地域や県の将来像についての意見交換会を開催し、地域ごとの特性や住民の声をビジョン策定に反映していく予定です。

　その皮切りとして、４月１３日（火）、奥越地区住民との意見交換会が勝山市福祉健康センターで行われました。大野、勝山両市の産業団体や市民団体の関係者ら約３０人が参加し、教育や環境、産業など６テーマで議論が行われました。

　西川知事は、冒頭、「今回のビジョンは、社会の変化に柔軟に対応し、県民が希望を持って将来に向うための『道しるべ』としたい。こうした地域の住民を中心に据えた考え方が、これまでの国中心の集権的な仕組みを乗り越え、本当の地域主権につながる。福井県や地域の将来について、皆様の意見や体験をぜひ聞かせていただきたい」とあいさつしました。