概　 要　：
　創設から３年目を迎えたふるさと納税制度について理解を深めてもらう「ふるさと納税推進フォーラム」が、１０月６日（水）、東京・平河町の砂防会館で開かれ、自治体関係者ら約２２０人が参加しました。フォーラムでは、同制度の活用についての自治体の報告や制度提唱者の西川知事らによるパネルディスカッションが行われました。

　このフォーラムは、福井県が事務局を務める「ふるさと納税情報センター推進フォーラム」が企画。パネルディスカッションでは、ノンフィクション作家の山根一眞氏がコーディネータを務め、西川知事、勝山市出身で筑波スポーツ科学研究所副所長の三屋裕子氏、ふるさと回帰総合政策研究所代表取締役の玉田樹氏の３人が意見を交わしました。

　西川知事は冒頭のあいさつで「地域の人を応援しようという動きが全国に出ている。制度をより利用しやすくしなければならない」と訴えるとともに、パネルディスカッションでは「今後は人の地方への移動という新しい動きをつくっていくことが大事」と強調しました。