概　 要　：
　１月２１日（金）、国、あわら市、坂井市をはじめ、自衛隊、消防など７５機関約１８０人の参加を得て、平成２２年度福井県国民保護図上訓練が開催されました。

　訓練で西川知事は、国からの「緊急対処事態認定」を受け、直ちに対策本部を立ち上げ、県の部局長や関係機関を召集し対策本部を開催しました。

　会議では、西川知事が現地調整所から電話で被害状況等の報告を受け、周辺住民の避難の実施を的確に指示するとともに、負傷者等の状況や県内の原子力発電所、公共施設等の安全を確認しました。

　今年の訓練では、化学剤攻撃に対する適切な初期対応を図るための医療機関との連携訓練や県内のテレビ・ラジオ業者四社が参加し警戒を呼び掛ける情報伝達訓練を初めて実施するとともに、複数の現地調整所と県対策本部など関係機関との情報交換を行い、効率的運用ができるかどうかを確認しました。