概　 要　：
　第５５回中小企業団体福井県大会が１０月２８日（金）、約１６０人の会員らの参加のもと、福井市の繊協ビルで行われました。

　そして、この大会では中小企業の資金繰りと国内ものづくり産業の競争力を維持・強化するための金融、税制などの総合的な景気対策の実施など６項目が国や県への要望事項として決議されました。また、優良組合５団体と組合功労者１０名、優良従業員８８名が表彰されました。

　西川知事は来賓として出席し、「経済情勢は、徐々に回復傾向にあるものの、依然として厳しい状況が続いており、県としては経済新戦略を着実に実行していくための推進行動計画を策定する。また中小企業の新分野進出などを支援する「ふるさと企業育成ファンド」やアジア市場への海外展開を支援する「ふくい貿易促機構」を設置したので活用をお願いしたい。高速道路、新幹線および敦賀港の日本海側拠点構想については、大震災以降、日本海側あるいは西日本を重視する動きが出てきているので、今後も皆さんのご協力を得て進めていきたい」とあいさつしました。