概　 要　：
　敦賀港利用促進協議会の設立総会が３月２７日、福井商工会議所で開催されました。この協議会は敦賀港の利用促進により、貨物取扱量の増加および航路の拡充を図り、もって地域の経済発展、産業振興および対岸貿易の振興に資することを目的としており、県、敦賀市、経済団体および業界団体など30団体が参加しました。

　西川知事は、開会のあいさつで「官民が一体となって敦賀港利用の機運を高め、貨物取扱量を増やし、便数の増加や中国航路など新しい航路の誘致を図っていくことが極めて重要である」と述べました。

　総会では、会長に川田達男・県経団連会長、副会長に河瀬一治・敦賀市長、清川忠・県鉄工業協同組合連合会長、有馬義一敦賀港港運協会長を選び、セミナーや見学会の開催、各団体の広報誌での情報提供などを行うことを決めました。

　その後、公益財団法人　環日本海経済研究所特別研究員の三橋郁雄氏による「北東アジア貿易回廊　この10年間の変化と我が国へのインパクト」と題した講演が行われました。