概　 要　：
　連合福井の「第83回福井県中央メーデー」が、4月29日（日・祝日）、フェニックス・プラザで開催されました。今年は「日本全体でつながり・支え合おう！すべての働く者の連帯で働くことを軸とする安心社会を実現しよう！」をテーマに、28の産業別労働組合から約2千人の労働者が参加しました。

　西川知事は来賓として式典に出席し、「有効求人倍率は全国1位であるが、雇用情勢は楽観できない。新卒者の3割以上が3年以内で辞めてしまっていることから、新入社員を対象とした研修や交流会を開催し、離職防止に取り組む。また、従業員が在職中に持つことが見込まれるこどもの数を指標化した企業子宝率を元に、企業の子育て支援を促進したい。」と祝辞を述べました。

　式典に先立ち、参加者は福井市の西公園からフェニックス・プラザまでをデモ行進し、東日本大震災の被災者の支援や、県内の雇用の安定について訴えました。