概　 要　：
　「日本で一番治安の良い福井県」の実現を目指して、平成２４年度の「福井県安全安心まちづくり推進会議」を開催し、地域・自主防犯関係者、青少年育成関係者、事業者、行政等の代表者が平成２４年度の緊急取組み事項として、「不審者から子どもを守る取組み強化」、「通学路の安全対策に関する取組み強化」について話し合いました。

　会議では、西川知事が「福井県の刑法犯認知件数は前年より減少しているものの、子どもに対する声かけ事案の認知件数は今年に入り増加しているほか、他県において集団登校中の小学生が死傷する痛ましい交通事故が連続して発生しており、子どもの安全を確保することが急務となっている。福井県で子どもが被害に巻き込まれることが無いよう、不審者対策、通学路の安全対策について皆様からの積極的なご意見、ご提案をいただきたい」とあいさつしました。

　その後、「不審者から子どもを守る取組み」、「通学路の安全対策に関する取組み」について、委員から意見・提案があり、ＰＴＡや地域の防犯組織が下校時間帯のパトロールを強化していくこと。地域の見守り活動を強化するため、事業所に対し「地区別防犯活動連絡会」への参加を要請すること。通学路の見通しの妨げとなる立看板などの障害物の撤去を夏休み中に設置者に要請すること。通学路上にある歩行者やドライバーが危ないと考える危険箇所において、見守り活動を充実させることを申し合わせました。