「一日中小企業庁in福井」中小企業フォーラムあいさつ

最終更新日 2010年2月4日ページID 000667

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 このページは、平成19年9月11日(火)に福井商工会議所で行われた「一日中小企業庁in福井」中小企業フォーラムでのあいさつをまとめたものです。

 「一日中小企業庁inふくい」が、本県で開催されるに当たり、主催者の一人としてごあいさつ申し上げます。
 今日は、「世界へ!地域からの挑戦」をテーマに、「一日中小企業庁inふくい」を開催したところ、このように積極的にご出席をいただき、まずもってお越しの皆様のご協力に感謝申し上げます。 

190911あいさつ写真1  この「一日中小企業庁」が福井県で開催されるのは、昭和41年以来、そして奇しくも41年ぶりということであります。
 いつも経済産業省、中小企業庁、また近畿経済産業局をはじめ関係当局の皆様には、いろいろな機会に我々にアドバイスをいただいているところであります。
 そういう中で、今回、一日中小企業庁を開催したところであり、こうした機会にさらに国のさまざまな産業政策と福井県の実際の将来ビジョンが有効に結びつき、我々の考え方や思いを国にもお知らせし、来賓でお越しの方々とも力を合わせて実行できればよいと考えております。
 今日は、福水中小企業庁長官、久貝近畿経済産業局長はじめ、関係各位にご協力いただいたところであり、厚く御礼申し上げます。

 さて、私は、知事に就任以来、「元気な産業」の実現に向け、全力で取り組んできました。本県経済については、鉱工業生産指数が、知事に就任した折には約91ポイントでありましたが、平成18年には約103ポイントとなるなど、生産は力強さを増しております。また、失業率は日本一低く、有効求人倍率も1.4倍前後と全国に誇れる水準に来れたものと思います。
 しかし、これに我々は満足しているわけにはいかないわけであり、さらに多くの人材を育てながら、福井県に人が集まっていただく行動が必要かと思っております。

 一方で、人口減少・少子高齢化ということであり、地方の人材の供給や活動もいろいろと制約を受けている状況にあります。
 こうした中で福井県の経済の自立的発展と持続的成長を実現していくためには、産業政策の重点を量の問題から質の問題を中心にさらに発展させることが重要かと思っております。 

190911あいさつ写真2  このため、今後、特に、世界レベルの次世代技術産業の育成、地域資源を活かした地場産業の活性化、雇用の質の向上などが重要かと思います。
 昨日、新しく経済戦略政策会議を開いたところであり、次のステージにいかに発展させるのかということが、福井県として重要な課題となりますので、皆様のご意見をいただきながら取り組んでまいりたいと思っております。

 今日は、この後、福水長官から基調講演をいただくとともに、「世界へ 地域からの挑戦 ~事業の質的拡大を目指して~」をテーマにパネルディスカッションを行うこととしております。さらには、中小企業相談、企業の取組みを紹介した展示も開催しておりますので、ご覧いただければと思います。
 本日の開催が、県内の中小企業の活動に有益な一つのきっかけとなるよう望むものであります。

 最後になりましたが、皆様のますますの御活躍、企業の御発展を心から祈念して、開会のあいさつといたします。

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