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ホーム > 知事あいさつ > 平成21年度初めに当たっての知事あいさつ
最終更新日 2010年2月4日 | ページID 008244
このページは、平成21年4月1日(水)に県庁で行われた、平成21年度初めに当たっての知事あいさつをまとめたものです。
新年度に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 まず、当面の問題では、経済不況対策に全力を尽くしてほしいと思います。 昨日公表された本県の有効求人倍率は0.69倍であり、この数か月で数値はほとんど半減しました。様々の数値がさらに悪くなるおそれがあります。一方で、一部明るい見通しの数値もありますが、おおむね悪化という大きな傾向にあります。景気の悪化という厳しい現実に対処しなければなりません。 幹部の皆さんには、積極的、具体的に経済対策に取り組んでほしいと思います。それぞれの分野の仕事があるわけですが、すべて経済対策に関係します。単に産業労働部のどの課がどうだということではありません。すべてに影響するという認識の下に、仕事を進めてほしいと思っています。 具体的には、雇用の確保、また中小企業の金融やバックアップを、徹底して進めてほしいのです。 その際、現場をよく見てもらうことが重要です。現場といっても、現場に行くだけでは不十分です。そこでいろいろ見たり、実際の行動をしなければ現場に行ったことには決してなりません。また、現場といっても会社や実際に事業を進めているところ、その他様々な現場があると思います。今日は、本庁そして出先機関の皆さんが集まっておりますが、出先機関は県庁、県庁は出先機関、さらにはそれぞれの団体なども、みんな「現場」であるので、相互に関心を持って、現実を見据えて仕事を進めてほしいと思います。そういう意識がないと、県民の皆さんが働いている現場に行っても、目の前で若い職員が仕事をしていても、その姿が見えるだけで中身が見えないことになりかねません。よくよく注意して本当の現場主義に徹してほしいと思います。 そして、今回「観光営業部」という部を新たに設置しました。 この趣旨は、総合的に営業や売込みを行うなどあらゆる仕事を外に向かって働きかけていく、実力をつけて働きかけていくということです。県外にアピールをし、来客を誘致し、様々な物産の販売を促進するという仕事であります。 なお、観光営業部は先頭に立つ中核的な戦略組織ですが、各部局は決してこれに協力するということではなく、他の各部課こそ本来の売り込みをしなければならないところであり、全庁的に働いてほしいのです。 皆さんのそれぞれの部の仕事ぶりも十分見たいと思っていますから、よろしくお願いします。 そして、何といっても私自身も、セールスマンになって、先頭に立ってやらなくてはならないと考えています。皆さんとともに頑張っていきます。 今回の人事異動あるいは組織の改革により、新しい年度に入って県庁全体が若返ったはずですし、実際に若返っていると思います。皆さんの若い力に期待をしたいと思います。 今日は、課長、参事の皆さんもおられるわけです。これまでの仕事に加え、新しい仕事をこれから経験をされるのですから、仕事の幅を広げて、総合的なパワーを発揮してほしいと思います。 ここ1、2年ようやく福井の良いところが具体の形で発揮されるようになったと感じています。さらに次の段階に何としても発展させなければなりません。そういう中で、当面経済問題が一方ではあるので、何かと大変ですが、これら2つの問題に積極、果敢に取り組んでもらい、持っている目標や希望に向かって、ぜひ頑張ってほしいと思っています。 簡単ですが、積極的な実行を期待しまして、あいさつといたします。
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