このページは、平成２１年８月２５日（火）に勝山東急ハーヴェストホテルで行われた、第３回福井県経済界サマースクールでの知事あいさつをまとめたものです。

　ご参加の皆さまには、日ごろから、県政の推進、特に本県産業の振興に格別のご支援、ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
　また、講師の皆さまには、ご多忙のところ本県にお越しいただき、誠にありがとうございます。

　さて、昨年秋以降の世界同時不況の影響を受け、景気の悪化が続いておりましたが、２００９年４～６月期の実質ＧＤＰは、１年３か月ぶりのプラス成長となりました。本県でも、生産や雇用に回復基調が見られる業種も出てくるなど、一部に持ち直しの動きがあります。
　一方、６月の県の有効求人倍率は、前月よりは上昇したものの、依然として低い水準にあり、厳しい経済・雇用情勢が続いております。

　このため、県においては、当初予算および６月補正予算において、事業規模で総額約１，０００億円の積極的な経済・雇用対策を措置し、速やかな執行に努めているところです。

　本県は、健康長寿、小・中学生の学力・体力、子育て環境などで全国トップクラスの水準にあります。今後とも、県民が「暮らしの質」の向上を実感できるよう、各種施策を進めていきたいと考えておりますので、皆さまには引き続き、ご支援、ご協力をお願いいたします。