日本ボーイスカウト福井連盟創立60周年記念式典あいさつ

最終更新日 2010年10月31日ページID 013191

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 このページは、平成22年10月31日(土)に県国際交流会館で行われた、日本ボーイスカウト福井連盟創立60周年記念式典での知事あいさつをまとめたものです。

221031あいさつ写真1 日本ボーイスカウト福井連盟は、このたび創立60周年を迎えました。これまでさまざまな苦労を乗り越え、今日のすばらしい礎を築いていただいた諸先輩の皆様や、本日ご参会の皆様をはじめとする多くの方々の多大なるご支援、ご協力のおかげであり、心から感謝申し上げます。

 ボーイスカウトは、イギリスの退役軍人のベーデン=パウエル卿が将来を託すことのできる青少年の健全育成を目指して、明治40年に創設した青少年運動であります。本県においては、昭和25年に「国際的視野をもった、心身ともにたくましい青少年の育成」を目指して福井県連盟が設立され、今日に至っています。

 それ以来、一貫して、学校教育、家庭教育と調和した連携を保ちながら、年齢に即した魅力あるプログラムと野外活動によって、知・徳・体を一体とした全人的な成長発展を図ってまいりました。今年はこの8月に、静岡県富士宮市において、第15回日本ジャンボリーが開催され、本県からも100名を超える団員が参加いたしました。7泊8日のキャンプ生活の間には、協調性を養うとともに、地球環境との共生や強健な身体とそれを支える食の大切さを考える貴重な機会となりました。

 県においては、現在作成中であります「福井県民の将来ビジョン」において、「人が活きる~『人づくり』先進福井」として、「グローバル社会をリードする『次世代人財』の育成」を重要なプロジェクトのひとつとして提案しておりますが、これなども、ボーイスカウトの活動とほとんど重なるような部分が大きいと思っております。

 今回、私も栄えある「たか章」をいただきましたが、これは私個人にではなく、日ごろの指導者の皆様のご尽力、また福井連盟全体の活動が認められたことによるものであり、これからも将来を託すことのできる青少年の健全育成のためにより一層努めてまいります。221031あいさつ写真2

 最後に、「未来を託せる、国際的視野をもった、心身ともにたくましい青少年の育成」を目指し、夢と希望に満ちたボーイスカウト運動を今後とも支えていただきますようお願い申し上げますとともに、本日ご参会の皆様のますますのご健勝とご発展を祈念いたしまして、私のあいさつといたします。

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