「小惑星探査機はやぶさカプセル展示」オープニングセレモニーあいさつ

最終更新日 2011年1月8日ページID 013771

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 このページは、平成23年1月8日(土)に国際交流会館で行われた、「小惑星探査機はやぶさカプセル展示」オープニングセレモニーでの知事あいさつをまとめたものです。

230108あいさつ写真1 皆さん、新年明けましておめでとうございます。今日は早朝からご参加をいただき、ありがとうございます。
 新年の幕開けに、誠にふさわしいイベントである「小惑星探査機はやぶさカプセル展示」のオープニングにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

 今日から12日(水)までの5日間、ここ福井県国際交流会館において、待ちに待った宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさカプセル」の展示が、いよいよ実現の運びとなりました。
 まだ冬休みが続いており、皆さんには見学をしやすい時期かと思っております。今日は少し雪が降っていますが、できるだけ多くの人に見てほしいと思います。

 今回の展示会は、JAXAの一般公開に向けた企画に福井県が応募し、全国120近くの応募の中から、福井県を含む16の地域が選ばれて実現したものです。
 日本海側では初めての「はやぶさカプセル展示」ということであります。展示会の開催を心待ちにしていただいた方々が県内外からお集りになっているのではないでしょうか。

 「小惑星探査機はやぶさ」は、2003年5月に打ち上げられ、幾多の試練を乗り越え、昨年6月に約60億キロの旅、今ほどお伺いしましたら、地球と太陽の4倍ないし5倍の距離の宇宙旅行を終え、7年ぶりにふるさと地球に帰還を果たしました。
 このカプセルから採取された微粒子が小惑星「イトカワ」固有の物質であることが分かり、宇宙の起源に迫るかもしれない大発見となったことは、皆さん御承知のとおりであります。

 なお、今回の展示会では、「はやぶさ」をはじめ、日本の宇宙開発を支えている県内の企業等の最先端技術もあわせて紹介をしております。これについても是非ご覧ください。「福井の技」が宇宙開発に数多く利用されていること、そして「ものづくり福井」の技術の高さを、再発見していただければと考えます。230108あいさつ写真2

 今回の「はやぶさカプセル展示」と関連の各イベントを通して、福井県の子どもたちに、宇宙への夢を育み、何事もあきらめず最後まで努力・挑戦するという強くたくましい心を養ってほしいものであります。

 また、宇宙開発や科学技術への興味・関心をさらに高めることにより、福井県が推進しているサイエンス教育をより一層充実・発展させていきたいと思っております。

 どうぞ、県民の皆さんも、今回の「はやぶさカプセル展示」のご観覧をきっかけにいたしまして、宇宙への夢とロマンに、大いに心をときめかせてください。

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