はやぶさで拓く福井のサイエンス教育パネルトークあいさつ

最終更新日 2011年1月9日ページID 013773

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 このページは、平成23年1月9日(日)に国際交流会館で行われた、はやぶさで拓く福井のサイエンス教育パネルトークでの知事あいさつをまとめたものです。

 皆さん、新年明けましておめでとうございます。
 パネルトークの開催に当たり、主催者を代表して一言ご挨拶を申し上げます。

 今回のはやぶさ展示、さらには後ほど行われるサイエンス教育のためのパネルトーク、そしてタウンミーティングの開催につきましては、宇宙航空研究開発機構(JAXA)ご当局に格別のご配慮をいただいたことを、まずもって厚くお礼申し上げます。

 また今回は、文部科学省の笹木副大臣にもお越しいただき、ありがとうございます。

 今日は、ここ福井県国際交流会館で開いている「小惑星探査機はやぶさカプセル」の公開展示に併せて、「はやぶさで拓く(ひらく)福井のサイエンス教育」と題してパネルトークを行うこととしました。

 皆さんもご承知のように、福井県の子どもたちは学習や運動に大変がんばって取り組んでおり、全国的な調査においても全国最上位の成績を収めています。

 これは、子どもたち自身の努力はもちろんですが、それを支える地域や家庭の皆さんのすばらしい協力関係があるからだと考えます。

 また、福井県は豊かな自然と優れた伝統・文化に恵まれ、すばらしい教育環境が整っている県でもあります。

 このような環境の中で、福井県の子どもたちには、将来の夢や希望をしっかり持ち、その実現に向けてより一層頑張って欲しいものです。

 昨日から12日までの5日間、3階の会場で「はやぶさカプセル」の展示を行っていますが、幾多の困難を乗り越え、7年ぶりに地球に帰還したはやぶさの軌跡をたどりますと、わが国の科学技術やそれを支える研究者・技術者の皆さんのレベルの高さにあらためて感動を覚えます。

 ぜひ多くの子どもたちや県民の皆さんにも見ていただいて、科学技術に興味・関心を持ち、将来のわが国の科学技術の発展に寄与する人材が育って欲しいと思います。

 このあとのパネルトークには、パネラーとして私も参加し、JAXA宇宙教育センター長の中村日出夫(なかむらひでお)様とノンフィクション作家で福井県文化顧問の山根一眞(やまねかずま)様をお迎えします。わが国が世界に誇る科学技術に、福井県民が触れる機会に併せて、本県のサイエンス教育の方向性や可能性について、パネラーや会場の皆様とともに考えたいと思います。
 そしてその後、タウンミーティングにおいて、今日ご出席の川口先生をはじめ皆様方がまたトークを行っていただきます。
 これら全体の話を聞いていただければありがたく思います。

 簡単ではございますが、開催に当たってのご挨拶といたします。

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