このページは、平成２４年3月17日（土）に県児童科学館で行われた、毛利衛名誉館長記念講演会での知事あいさつをまとめたものです。

　みなさん、おはようございます。
　今日は、本館の毛利衛名誉館長の記念講演会にご参加をいただきましてありがとうございます。
　特に、今日は、多くの高校生、高専生の皆さんが参加してくれました。ありがたく思います。

　この講演会は、昨年の11月19日に、この児童科学館がオープンになりましてから、来館者数が500万人を超えたことを記念し、開館以来、ずっと、この児童科学館の名誉館長をお願いしています毛利館長をお招きして、今日、開くものであります。
　毛利さんには、開館当初から１３年間、当館の名誉館長として就任され、ご自身の宇宙飛行士としての体験などをもとに、児童科学館に対してご指導や本県の子どもたちへの励ましをいただいたところであり、厚くお礼を申し上げたいと思います。
　そして今日は、「100億人が地球で一緒に暮らすためには」と題して、ご講演をされます。

　昨年の東日本大震災から１年を迎えましたこの節目の時期に、お越しの皆さんには毛利名誉館長といっしょに宇宙や地球環境、エネルギー等を学び、そして、われわれが地球で豊かに暮らすために必要なことは何なのかということについて、考えてほしいと思います。

　特に、高校生のみなさんには、毛利さんの経験や科学に関する深い知識や考え方を学び、新しい価値観を刺激に、これから色々なことにチャレンジをしてほしいと思います。

　そして、将来は、研究者や技術者をめざし世界に羽ばたき、また、福井県の発展にも貢献してもらえる若い人たちが一人でも多く出ることを願っております。また、それぞれの分野でいろんなことを真剣に考え、人々のつながりを深くし、私たちの身の回りを良くするため積極的に行動する若い人たちが、たくさん増えることを期待いたしております。

　結びに、本日、参加いただきました皆さんの健康と活躍をご期待申しあげまして、あいさつといたします。今日は、ありがとうございます。