永年勤続退職教職員辞令交付式・表彰式あいさつ

最終更新日 2012年4月6日ページID 017254

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 このページは、平成24年3月28日(水)に県庁で行われた、退職教職員に対する辞令交付と永年勤続表彰の知事あいさつをまとめたものです。

 本日ここに、平成23年度永年勤続退職教職員表彰式が挙行されるに当たり、一言お祝いを申し上げます。

 ただいま表彰を受けられました205名の皆様は、30余年の長きにわたり、本県教育の発展と向上のために、多大な御尽力をいただきました。長年にわたる御労苦に対し、深く敬意を表しますとともに、本日の受賞を心からお祝い申し上げます。あいさつ

 さて、皆様が教職に就かれたのは、日本経済が高度成長期から安定成長期へと移行する転換期でありました。

 社会情勢とともに教育の制度も大きく変わりましたが、皆様方には、深い教育愛と強い使命感で多くの厳しいを乗り越えられ、児童・生徒の指導に当たってこられたことに、心から感謝申し上げます。

 本県の教育は、子どもたちの学力と体力がともに全国トップクラスにあり、また、「白川文字学」を確立された白川静先生やノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎先生をはじめ、多くの優れた人材を輩出していることなどから、全国から高く評価されています。

 さらに、本県では、教育を県政の最重要課題として掲げ、これまで、福井県独自の少人数学級編制である「元気福井っ子新笑顔プラン」や授業名人、サイエンス教育の充実、英語などの語学教育の強化など、全国をリードする施策を積極的に実施し、「元気な社会」の礎となる「人づくり」を進めております。

 これから、福井の教育を次の段階へとさらに発展させるため、幼児教育から高校教育までを見通した「福井型18年教育」を進め、子どもたちが「学ぶ」楽しみや喜びを知り、福井で教育を受けてよかったと将来振り返ることができるよう、具体的な施策を進めてきたところです。

 皆様は、教育の第一線から退かれ、新たな人生に進まれるわけですが、長い教職生活での貴重な経験をもとに、立場がかわりましても、これからの福井県を担う子どもたちの育成に、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 第2の人生を、ご自身のためにも、福井県の教育のためにはお使いいただき、これまでやりたかったこと、これからやりたいことを思う存分新しい立場で取り組んでいただきたいと思います。

 結びに、皆様方のますますの御健勝と御多幸、今後一層の御活躍を心からお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。
 

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