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ホーム > 知事あいさつ > コロニア・ピニャール(福井村)開村50周年記念式典あいさつ
最終更新日 2012年8月14日 | ページID 018364
このページは、平成24年8月5日(日)(現地時間)にサンミゲールアルカンジョ市(ブラジル)で行われた、コロニア・ピニャール(福井村)開村50周年記念式典での知事あいさつをまとめたものです。
コロニア・ピニャール50周年記念式典の開催に当たり、一言申し上げます。 本日は、セルソモッシン・サンミゲールアルカンジョ市長、ご当地のサンパウロ日本総領事館から星野領事をお迎えし、福井村の皆さんをはじめ、日伯両国の多数の方のご臨席のもと、この50周年記念式典が盛大に行われることを心からお祝い申し上げます。 コロニア・ピニャールの建設は、1962年12月に、福井県出身の3家族、14人の方々が入植されたことにはじまります。 それ以来、南米の気候・風土・文化・習慣などの違いを体験する中で、「村づくり」の理想と信念のもと、入植者の皆様が一丸となり、我々の想像をはるかに超えるさまざまな困難を乗り越えながら安住の地を築いてこられました。 この福井村に本日初めてやってまいりましたが、この村の落ち着いた雰囲気、皆様の心がこもった村の美しい風景に深く心を奪われました。 本日、この式典には、本県からフロンティア精神を抱いて、このブラジルに移住し、ブラジル社会の発展に大きな寄与を果たしてこられた方々にご出席いただいております。 ここに改めて福井県民を代表し、幾多の試練を乗り越え、今日の発展の基礎を築いてこられた先駆者の方々のご労苦に心から敬意と感謝の意を表したいと思います。 福井県としても、そのご労苦に微力ながらも報いるべく、早くから移住者やその子孫の方々への支援を進めてきたところであり、このあとに竣工式が予定されている体育館の建設についても、地元の皆様のご熱意、ご協力に感謝しつつ支援させていただきました。 皆さんにとっても母なる福井県は、最近の都道府県の幸福度に関する研究結果で、日本一幸せな県と言われています。 今後とも、福井県とコロニア・ピニャールとの交流を着実に発展させ、地域レベルでの交流を通じて、日本とブラジルとの友好交流に寄与していきたいと考えておりますので、引き続き、皆様のご協力、ご支援を賜りたいと存じます。 終わりに、本日の式典の開催にご尽力いただいた皆様に改めて御礼申し上げますとともに、本日ご出席の皆様のますますのご健勝とご発展を祈念して、ごあいさつとさせていただきます。
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