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ホーム > 知事あいさつ > 北陸新幹線福井県建設促進県民大会あいさつ
最終更新日 2012年8月22日 | ページID 018409
このページは、平成24年8月19日(日)に県生活学習館で行われた、北陸新幹線福井県建設促進県民大会での知事あいさつをまとめたものです。
北陸新幹線福井県建設促進県民大会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 本日、北陸新幹線の整備促進にご尽力をいただきました県選出国会議員をはじめとする多数のご来賓、関係者および県民の皆様のご出席を賜り、北陸新幹線福井県建設促進県民大会を開催できますことは、大きな喜びであります。これまでの国会議員の先生方、国土交通省、沿線および地元の関係者の皆様のご支援、ご協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 さて、北陸新幹線は、県民の皆さんが将来に対し確固たる見通しを得るため、特に未来の福井を担う人たちが、他の地域に負けず豊かに生活するために欠かすことのできない、これからの福井の発展を支える重要な社会基盤であります。 また、今我が国が求めています災害に強い国土づくりを進めるためには、東京・大阪間を日本海側でつなぎ、複軸型の国土構造を実現する北陸新幹線は、何よりも重要な国土政策の一つでございます。 北陸新幹線の歴史を振り返りますと、昭和48年に整備計画が決定されましたが、石油ショックによる国の財政状況の悪化や当時の国鉄の経営再建問題等により昭和57年に整備計画がいったん凍結され、昭和62年に再び解除されました。 こうした厳しい状況の中、福井県関係では、平成8年3月に小松・南越間、平成17年12月に南越・敦賀間の工事実施計画の認可申請が行われたのであります。 また、駅部のみの認可というのは全国的にも例がないことでありましたが、平成17年4月に県内整備への証となる福井駅部が先行的に認可され、同年6月に着工、平成21年2月に完成をみているところであります。 今年6月、整備計画決定から実に38年余の歳月を経て、敦賀までが認可されたことは、皆さんの大きな一致協力、長年にわたる、たゆまぬ努力の継続の成果と思っており、大きな前進であります。 敦賀開業は、平成26年度末の金沢開業から概ね10年後の平成37年度とされており、今後は、北陸地域間の大きな格差が生じないよう、少しでも早い敦賀までの完成・開業に向け、様々な努力をしていくことが必要であります。そして、大阪までのフル規格による全線整備を求めていくことが重要であります。 今後、地元への説明を経て、具体的な工事の測量や設計など新幹線建設に必要な作業が進められていくことになるため、沿線住民をはじめ県民のなお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。 今日は、福井駅部において無事に起工式を終え、いよいよ県内に新幹線の槌音が本格的に響くことになります。新幹線をバネに、県、市・町や企業、県民一人ひとりが協力し、新幹線を活かしたまちづくり、観光誘客、企業誘致などを進め、元気な地域、元気な福井県を創っていくことが大切です。県も先頭に立って仕事を進めていく覚悟でありますので、どうかよろしくお願いいたします。 終わりに、皆様におかれましては、本日の起工式および県民大会を機に、北陸新幹線の建設促進および本県の発展に一層のご理解とご協力を賜るようお願い申し上げますとともに、本日お集まりの皆様の今後のますますのご発展とご健勝を祈念申し上げ、あいさつとさせていただきます。
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