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ホーム > 知事あいさつ > 「ミケランジェロ展-天才の軌跡」開会式 知事あいさつ
最終更新日 2013年6月30日 | ページID 023941
このページは、平成25年6月27日(木)に福井県立美術館で行われた、「ミケランジェロ展-天才の軌跡」開会式での知事あいさつをまとめたものです。
今日は、システィーナ礼拝堂500年の記念として「ミケランジェロ展-天才の軌跡」を開催するに当たり一言ごあいさつ申し上げます。 この開催に際しまして、お集まりの皆様をはじめ、関係者の方々に多大なるご尽力をいただいたことに対し、この場をお借りして深くお礼申し上げます。 特に、カーサ・ブオナローティ美術館の皆様方には、世界の宝ともいうべきミケランジェロの作品を福井で展示するに当たり、全面的にご協力をいただきました。今日はエレーナ・ロンバルディさんをはじめ遠くイタリアからお越しをいただき、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。 ご承知の通り、イタリア・ルネサンスの巨匠・ミケランジェロは “神のごとき”と謳われ、画家として、彫刻家として、建築家として、ルネサンスの頂点を極めた偉人です。 本展ではミケランジェロの彫刻、デッサンや自筆の手紙など約60点を展示しますが、大理石彫刻の初期の代表作「階段の聖母」や“イタリア素描史上最も美しい頭部の一つ”である「『レダ』の頭部の習作」をはじめ、半数が日本で初公開となります。 海外の主要な作品は、東京など大都市での展覧会でしか見ることができないことが多いのですが、今回のミケランジェロ展は、日本では福井と東京の国立西洋美術館のみで公開されることになります。 この福井で偉大な芸術作品を鑑賞する絶好の機会ですので、十分にご鑑賞を賜りたいと思います。 県ではこの春から、我が国を代表する日本画家で東京芸術大学教授の手塚雄二先生に県立美術館の特別館長にご就任をいただき、美術館の魅力向上や利用促進に努めているところです。今日は手塚先生が特別お見えでございます。どうかよろしくお願いいたします。 今後、学校鑑賞会など子どもたちが本物の芸術作品に触れる機会を増やしていきます。そして岡倉天心先生は今年ちょうど生誕150年、没後100年という節目の年に当たり、この秋に開催予定の「岡倉天心展」など、全国にアピールできるよう魅力ある展覧会にしていきたいと考えています。皆様には今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後に、本展覧会に多くの方々にご来場いただき、またお集まりの皆様の益々のご多幸を心からお祈り申し上げまして、開会のごあいさつとしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
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