財政事情　第１５０回

　

令和５年7月にリニューアルオープンした「福井県立恐竜博物館」

 

　 

　 

　この財政事情は、県の財政状況と県が管理する地方公営企業の業務状況を広く 県民の皆様にお知らせし、県政に対する御理解と御協力をいただくため、県が毎 年２回公表しているものです。
　 今回は、令和４年度の決算状況ならびに令和５年度の上半期（令和５年４月１ 日から令和５年９月３０日まで）における財政運営の状況および公営企業の業務状況について公表します。
　 県内では、北陸新幹線福井・敦賀開業の日が来年３月１６日に決まり、最速列車「かがやき」が県内全駅に停車することとなりました。これまで求めてきたこ とが実現することとなり、一層の交流拡大に期待が膨らんだところであります。 また、恐竜博物館については、リニューアルオープンからの来館者数が３０万 人を超え、多くの方に、新たに加わった恐竜展示や実物大恐竜が躍動する３面ダイノシアター、化石研究体験を楽しんでいただいております。今後、県内外の旅行会社等と協力しながら、団体旅行や教育旅行の受入れを強化し、さらなる誘客を図ってまいります。
　子育て支援についてですが、人口減少が進む中、希望する誰もがこどもを産み 育てることができるよう、来年度から支援制度を大幅に拡充したいと考えており ます。「出会いから結婚・子育て、そして子どもの巣立ちまで」の切れ目ない支援を実現させるため、第２子以降の保育料や２人以上扶養している世帯の高校授 業料の無償化について所得制限を撤廃するとともに、県内大学等進学者の授業料減免について、世帯年収や扶養人数に応じて拡充することとしております。
　加えて、令和元年８月に作成した「行財政改革アクションプラン」に基づき、 歳入の確保や歳出の合理化・重点化、収支見通しに基づく健全な財政運営を引き 続き推進し、健全財政を堅持してまいります。
　県民の皆様におかれましては、この財政事情の公表を通じて、本県の財政状況について御理解をいただくとともに、今後とも県政推進に一層の御協力をお願いします。

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