財政事情　第１１９回

平成２０年３月に復元整備された御廊下橋

まえがき

この財政事情は、県の財政状況と県が管理する地方公営企業の業務状況を広く県民の皆様に知っていただき、県政に対する御理解と御協力をいただくため、県が毎年２回公表しているものです。

今回は、平成20年度当初予算の概要と平成19年度下半期（平成19年10月1日から平成20年3月31日まで）の財政運営の状況を中心に、県財政の推移と現状について説明します。

国・地方財政を取り巻く環境は、年々厳しさを増しており、景気の先行きが不透明なまま、国・地方の借金である長期債務残高の増嵩が続くなど、少子高齢化、人口減少社会を迎える中、今後一層厳しい財政状況となることが予想されています。

こうした中、県では、「行財政構造改革プログラム（平成１６年２月）」、「行財政改革実行プラン（平成１８年３月）」による取組みに続き、さらなる行財政改革推進のため、「新行財政改革実行プラン（平成２０年２月）」を策定しました。

引き続き、人材や予算など限られた行政経営資源の最適な配分を進め、最大の政策効果実現に取り組んでいくとともに、将来に向けて健全な財政運営を維持していくことが可能な財政基盤を確立していくこととしています。

県民の皆様におかれましては、この公表を通じて、本県の財政状況について御理解いただくとともに、今後とも県政推進に一層の御協力をお願いいたします。

目次

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