財政事情　第１４１回

　2023年春の敦賀開業に向けて整備が進む北陸新幹線   　　

 

 まえがき

 

　 

 

 

　この財政事情は、県の財政状況と県が管理する地方公営企業の業務状況を広く県民の皆様にお知らせし、県政に対する御理解と御協力をいただくため、県が毎年２回公表しているものです。

　今回は、令和元年度当初予算の概要と平成３０年度下半期（平成30年10月1日から平成31年3月31日まで）の財政運営の状況を中心に、県財政の推移と現状について説明します。

　さて、最近の県内経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、設備投資や公共投資が着実に増加しており、景気は緩やかに拡大しています。

　令和元年度当初予算は、４月に知事および県議会選挙が行われたため「骨格予算」となり、新たな施策に基づく新規事業については６月補正予算において肉付けを行います。ただし、これまで進めてきた北陸新幹線など高速交通体系の整備や「いちほまれ」のブランド化などの重要プロジェクト、福祉・医療・教育の充実など、県民生活に密接に関連し、年度当初から実施すべき事業については当初予算に計上しました。また、道路・河川など社会基盤を着実に整備するとともに、国の第２次補正予算に対応した国土強靭化対策などを盛り込んだ２月補正予算を当初予算と一体的に編成しました。

　県民の皆様におかれましては、この財政事情の公表を通じて、本県の財政状況について御理解をいただくとともに、今後とも県政推進に一層の御協力をお願いいたします。

　全資料（PDF）

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