福井県糖尿病性腎症重症化予防プログラムについて

最終更新日 2024年8月19日ページID 038887

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福井県糖尿病性腎症重症化予防プログラムについて

 福井県では、保険者による糖尿病性腎症重症化予防の取組を一層推進していくため、「福井県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を福井県医師会・福井県糖尿病対策推進会議・福井県CKD対策協議会・福井県の四者で策定しています。

 

プログラム策定の背景

  糖尿病が重症化すると、網膜症や腎症などの合併症を引き起こし、生活の質を著しく低下させるだけでなく、医療経済的にも大きな負担となることが問題となっています。
 福井県には、2023年末現在で1,819人の人工透析患者がおり、2023年に新たに透析が必要となった人のうち、糖尿病由来の人は約4割を占めています。
 このため、県民が地域で健康に暮らしていくためには、県内の医療関係者や保険者が協力して糖尿病の重症化を予防する取組を進めることが重要となっています。

透析患者数の推移新規透析導入者数

 

 

プログラム策定の目的

 本プログラムは、糖尿病腎症重症化を予防するために、対象者の抽出、関係者との連携や評価等PDCAサイクルに沿って事業を進めるための基本的な事項をまとめたものです。
 健診データやレセプトデータから、糖尿病や慢性腎臓病が重症化するリスクが高い医療機関未受診者や治療中断者には受診勧奨を行います。また、かかりつけ医により、保健指導が適当であると判断された者に対しては、保険者と医療機関が十分に連携をとりながら保健指導を実施することで、人工透析導入を防ぐなど、県民の健康増進を図ることを目的としています。
 

プログラムの対象者および介入方法

 

・糖尿病や慢性腎臓病が重症化するリスクが高い医療機関未受診者や治療中断者 → 受診勧奨および保健指導

・糖尿病や慢性腎臓病により医療機関受診中の者のうち、かかりつけ医により保健指導が適当であると判断された者→ 保健指導

 ※ 保健指導を実施する場合には、保険者と医療機関との十分な連携のもとで行う

 

   福井県糖尿病性腎症重症化予防プログラム(令和6年8月19日改定)(PDF868:KB)

    連絡票(様式1)(PDF:150KB) 

            情報提供書(様式2)(PDF:213KB)

    保健指導依頼書(様式3) (PDF:199KB)

            糖尿病・歯周病受診勧奨資料(別添1) (PDF:354KB)

     CKD病診連携基準・様式(別添2)  (PDF:871KB)

 

     フロー図

 

これまでのプログラム改定経緯

 平成30年3月 策定
 令和2年4月 改訂
 令和6年8月 改訂
 

○令和6年8月改訂の主なポイントは下記のとおりです。

 ・後期高齢者に関する留意事項の追加

 ・医科歯科連携を推進するの勧奨資材の追加

 ・CKD(慢性腎臓病)について、病診連携に関する紹介基準や紹介状の追加

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