子どもの歯の健康について
福井県のむし歯の現状
むし歯のある子の率は、3歳までは全国とほぼ同じ状況ですが、3歳以降では、全国と比べて高くなっています。3歳以降のむし歯率を減らすために、妊娠期から乳児期にかけてのより早い時期からのむし歯予防対策が重要です。
出典:R4地域保健・健康増進事業報告(厚生労働省)、R4学校保健統計調査(文部科学省)
子どものむし歯予防のために
むし歯菌をうつさない 感染防止
- 家族みんなが口の中を清潔に保つ(むし歯は治療する)
- スプーンやコップは赤ちゃんと共有しない
- 家族が口に入れたものを赤ちゃんに与えない
むし歯菌を増やさない 生活習慣
- 歯みがきの習慣を身につける(仕上げみがきをする)
- おやつは時間を決めて、甘いお菓子やジュースはとりすぎない
- 食事はよくかんで食べる
- フッ化物を利用する (フッ化物塗布、フッ化物洗口、フッ化物入り歯磨剤の使用など)
より早い時期からの心がけが大切です
むし歯予防リーフレット「家族で守ろう!子どもの歯」<こちら>
妊産婦の無料歯科健診
妊娠中は、むし歯や歯周病になりやすく、また、それらが進行しやすくなる時期です。重度の歯周病は、早産や低体重児の出産を引き起こすとも言われています。さらに、出産後はお子さんの世話で忙しくなり、自分自身のケアは後回しになりがちです。
また、お母さんがむし歯や歯周病に気づかす放置しておくと、お子さんにむし歯菌や歯周病菌がうつりやすくなります。
そこで、県と(一社)福井県歯科医師会では、妊産婦の方を対象に、無料歯科健診を実施しています。この機会に、ぜひ歯科健診を受けて、ご自身のお口の健康とお子さんのむし歯予防につなげましょう。
- 対 象 者 妊産婦(母子手帳を受け取ってから、産後1年以内まで)
- 実 施 期 間 令和7年3月31日まで
- 受 診 方 法 事前に歯科医院にお申込みください。
その際に、「妊産婦無料歯科健診の予約です」とお伝えください。
受診の際は、母子手帳を必ずご持参ください。
受診可能な歯科医院は<こちら>
保育所・幼稚園等でのフッ化物洗口を推進しています!
県では、平成24年度から保育所・幼稚園・認定こども園の4、5歳児を対象に、フッ化物洗口を行っています。
- フッ化物の働き:フッ化物は、歯の表面のエナメル質に作用して、酸に溶けにくい歯質にし、むし歯を予防します。
- フッ化物洗口とは:洗口液を5~10ml口に含み、約30秒間ブクブクうがいをして、吐き出します。
保育所・幼稚園・認定こども園で、フッ化物洗口を希望する施設は、県庁健康政策課までお問合せください 。
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、kenko-seisaku@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
健康医療局健康政策課
電話番号:0776-20-0697 | ファックス:0776-20-0726 | メール:kenko-seisaku@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)