福井県 土木・建築技術職員の仕事【福井県土木部】
福井県 土木・建築技術職員の業務内容
福井県の未来をつくる「土木(総合)職」、「建築職」について、仕事内容や働き方などをご紹介します。
県職員として働く魅力や就職・採用情報を知りたい方が気になるポイントを解説します。
仕事内容(1)福井県庁での仕事
県全体の道路や河川などの整備方針を決定し、毎年、福井県内各地の出先事務所からの整備等の要望を集約した後、国⼟交通省・市町との事業調整や、県庁内の財政部局との予算折衝を⾏います。
予算確定後に、出先事務所へ予算を配分し、予算の管理を行います。
この他にも、年に4回開催される県議会において、県の方針を分かりやすく説明します。
仕事内容(2)土木事務所での仕事
⼟⽊事務所での仕事は、主に「各事業の調査・設計」、「地元住⺠への説明」、「⼯事の発注および監督」、「⼯事完成後の維持管理」です。
関係各所と連携しながら、事業全体をマネジメントすることが、⼟⽊事務所の仕事となります。
具体的な業務は⼤きく分けると「現場確認」と「事業所作業」に分かれています。
現場確認では、⼯事現場で計画どおりに実施されているか、安全性に問題がないか等を確認します。
事務所作業では、発注⼯事の設計業務について設計会社と打ち合わせをしたり、⼯事を発注するための図⾯や設計書を作成したりします。
土木(総合)職の主な事業
土木(総合)職が取り組んでいる事業は、多岐にわたっています。
主な事業(1) 道路事業(担当課:道路建設課、高規格道路課、道路保全課)
新しく道路を作ることもありますし、橋やトンネル・舗装などをメンテナンスすることもあります。
新しく作っている道路をご紹介します。
【事業名】道路改良⼯事(⼀般県道 福井森⽥丸岡線)
【事業箇所】福井市
福井市と坂井市を南北に結ぶ広域的な幹線道路を建設中です。
新九頭⻯橋(令和4年10 ⽉供⽤開始)は、全国初の道路と新幹線併⽤橋で下部⼯⼀体構造となっています。
主な事業(2) 河川事業(担当課:河川課)
大雨による浸水被害等を防ぐために、河川改修を行っています。
【事業名】河川改修事業(⼀級河川大蓮寺川)
【事業箇所】勝山市
現川改修および放水路を整備することにより、水害から住民の生命と財産を守ることを目的としています。
平成28年度に現川改修工事、令和6年度に元禄線放水路工事が完成しました。
主な事業(3) ダム事業(河川課)
ダムの建設を⾏い、治⽔と利⽔で県⺠の⽣活を守ります。
【事業名】吉野瀬川ダム建設事業
【事業箇所】越前市
吉野瀬川流域における洪⽔被害軽減などを⽬的とした治⽔ダムを建設中です。
主な事業(4) 砂防事業(担当課:砂防防災課)
土石流等の土砂災害から人命・財産を守るために、砂防堰堤を整備しています。
【事業名】通常砂防事業
【事業箇所】高浜町
主な事業(5) 災害復旧事業(担当課:砂防防災課)
福井県内で発⽣した⾃然災害に対する復旧作業も⾏なっています。
【事業名】河川災害復旧事業(⼀級河川⿅蒜川)
【事業箇所】南越前町
令和4年8⽉の⼤⾬により甚⼤な浸⽔被害が発⽣した⿅蒜川では、全国で初めて「流域治⽔型災害復旧」を採択し、輪中堤を整備中です
主な事業(6) 港湾事業(担当課:港湾空港課)
敦賀港の荷役の効率化を図ることも、⼟⽊(総合)職の主な事業です。
【事業名】港湾施設整備事業
【事業箇所】敦賀湾鞠⼭南地区(敦賀市⾦ヶ崎町)
鞠⼭南地区国際物流ターミナルの拡張整備や新技術を活⽤した港湾機能の⾼度化等を推進しています。
福井県庁の給与・福利厚生
就職するにあたって気になるポイントとして、給与・福利厚⽣・働きやすさがあると思います。
ここからは、福井県の給与や福利厚⽣などをご紹介します。
勤務時間
・⽉曜⽇〜⾦曜⽇ 8時30分〜17時15分
(早出遅出勤務や⼦育てのための時短勤務も可能)
・完全週休2⽇制
(⼟・⽇曜⽇、祝⽇および年末年始は原則休み)
給与
【初任給】
・1種(⼤学卒)227,900円/⽉額
・2種(短⼤卒)209,500円/⽉額、(⾼校卒)196,000円/⽉額
※令和7年4⽉に採⽤された⼈の標準例 ※地域⼿当含む
【主な⼿当】
通勤⼿当/単⾝赴任⼿当/時間外勤務⼿当/住宅⼿当/扶養⼿当/児童⼿当/ボーナス(6⽉と12⽉、各約2ヶ⽉分)
福利厚生
・共済組合制度(年⾦・医療制度) ・互助会制度(病気・出産・災害等の給付) ・職員住宅
働き方のQ&A
(Q1)勤務時間はどのような形になりますか?
(A1)⽉曜⽇〜⾦曜⽇の8時30分〜17時15分が基本です。
早出遅出勤務や⼦育てのための時短勤務もできますし、自分で働く時間を決めることができます。
(Q2)お休みはどのようなものがありますか?
(A2)完全週休2⽇制で、⼟・⽇・祝⽇と年末年始は原則としてお休みです。
この他に、以下のような休暇制度があります。
・年次有給休暇 20⽇間
・夏季休暇 5⽇以内
・結婚休暇 7⽇以内
・育児休業 ⼦が3歳に達する⽇まで
(Q3)異動はありますか?
(A3)幅広く業務を経験できるように、最初は⼟⽊事務所に配置されることが多いです。
約3年毎に異動があり、希望する所属や勤務地について申告できる制度もあります。
(Q4)仕事以外での職員同⼠の交流はありますか?
(A4)⼟⽊部の技術職員が中⼼となって、「福井県建設技術協会」という組織を作っており、情報交換や親睦を図っています。
福井県庁の中でも⼟⽊部は特に明るく元気な雰囲気で仕事をしています。
(Q5)いずれ結婚や出産を考えていますが、⼥性でも働きやすい環境ですか?
(A5)はい、福井県ではワークライフバランスの推進のため、県庁全体で⼦育て応援と⼥性活躍を推進し、「職員総活躍」の福井県庁を⽬指しています。
・技術職に占める⼥性⽐率 9.4%
・⼥性の育児休職取得率 100.0%
・男性の育児休職取得率 100.0%
・育児休職からの復職率 100.0%
キャリアパスと研修制度
⼟⽊職では、さまざまな部署で多様な仕事を経験することで、エキスパートとして成⻑していきます。具体的なキャリアパスは以下の通りです。
⼊庁後の研修制度も充実しています。
⼊庁1〜3年⽬まで基本的な業務スキルを⾝につけるための研修があり、他にも様々な研修を実施しています。
職場では、先輩職場のサポ ートのもとOJT(On The Job Training)により知識・技術を磨きます。
土木(総合)職と建築職のパンフレット
職員採用試験の受験をお考えの方は、ぜひご覧ください。
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福井県職員採用試験に関する情報
福井県職員募集案内HPはこちら ➡ https://info.pref.fukui.lg.jp/jinji-i/
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電話番号:0776-20-0465 | ファックス:0776-22-8164 | メール:dobokubu@pref.fukui.lg.jp
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