小児科紹介

最終更新日 2020年6月8日ページID 002212

印刷

療育とは?

 『療育』ということばは、『治療教育的支援』という意味合いからつくられた言葉といわれています。主な対象は、『肢体不自由児』であり、『肢体不自由児』の社会的自立を目指すチームアプローチ」という概念でした。しかし、昨今は、「発達に気がかりさを持つ児の育児支援・家族支援・地域支援」までも含むと考えられ、対象も概念も発展しています。

                 

子どもはすべて小児科?

  大人の診療科が各科に分かれるように、小児の診療科も小児整形外科・小児外科・児童精神科などがあります。子どもは決して「大人を小さくした」だけではありません。
【成長・発達】という大切なものが子ども期にはあります。小児科は診断や治療のみならず、育てにくい赤ちゃんの授乳や離乳に始まり、身体や機能の障害の受容、反抗期や思春期の対応、入園・就学や就職の相談など、ライフステージに沿って、暮らしや生活全般への援助を、子ども本位に考えて専門的な立場から行います。

 先天的な疾患や、小児期特有の疾患等で、運動や精神発達、言語や社会性等の発達が妨げられたり、偏ったりする為に自由性・自発性・自立性などが障害されることがあります。センタ―の小児科では、センター内各科と協働して、そして、隣接する県立病院の小児科や各科と連携して、子どもたちの生活がより楽しく、過ごしやすくなるように考えていきます。

 子どもたちは障がいがあってもなくても、地域で生活していくことが大切です。外来で診療する以外に、市町や幼稚園・保育園、学校などからの要請を受け、地域に出かけての発達相談や研修などにもお応えしております。子どもたちが、自分たちの住む地域で楽しく暮らして成長していけるように、地域の方々との連携を大切して見守っていきます。

発達障がいってなに?

こども療育センター所長 津田 明美 

小児科 津田明美医師

 いわゆる「気になる子」といわれる子どもたちが、「発達障がいかしら?」と診断を求めて受診されることが増えています。「ことばがおそい」「ききわけがない」「お友達とうまく遊べない」「スーパーで目が離せない」「こだわりが強い」「園や学校で先生のお話を聞けない」などという子供たちです。

 コミュニケーションなどに困難さをもつ自閉症(自閉スペクトラム症 ASD)、衝動性が高い多動症(注意欠陥多動症 ADHD)、読み書きに困難さがある学習障がい(LD)等を総称して、「発達障がい」といっています。脳性麻痺や知的障がいに比べて、一見してわからないことも多いのですが、日常生活や集団の中で、「生きにくさ」「つらさ」を、そして保護者の方は「育てにくさ」を感じています。
 

〇発達障がいの診断は?

 発達障がいは、小さいときからの育ちの経過や、家や学校での様子、受診されたときの行動の観察から診断します。血液や画像検査といったような何らかの医学的検査をして診断できるものではありません。発達障がいの特徴がどのくらいあるのかということが診断の基準となります。診断がつくのか?個性なのか?と保護者の方が迷われることも多いようです。診断は大切ですが、たとえ診断がつかなくても、本人やまわりが困っていることが減ったほうが毎日が楽しく過ごせます。診断の有無にかかわらず、お子さんの特性に合わせた子育てが必要です。センターでは、診断するだけでなく、お子さんのことをより理解し、どういった関わりをすると本人の力を伸ばせるのか、どういった工夫をするとより育てやすくなるのか、ご両親やご家族の方と共に考えお子さんの育ちを応援していきます。発達障がいについての知識はどのお子さんの子育てにも役立つと感じています。

 

〇センターでは?

 受診された方の保護者を対象に、各種講座を開催しています。センターへの受診だけでなく、講座にも積極的にご参加ください。

 ~R2年度の外来講座は、ただいま準備中です~

 

〇お子さんの様子が気になると感じる方はまず、リーフレットをごらんください。

 幼児用 「ふくいっこ みんなちがって みんないい」

 学童期 「笑顔でせいかつするために」

 

〇スクラム福井のHPからガイドブックがダウンロードできます。
 「子どもの発達に不安を感じたとき・・」

 

〇こども療育センターの外来では「子育てファイルふくいっ子」を活用しています。

 このファイルは、県内の保育園や幼稚園、学校、市町の支援機関に配布されています。
 お子さんの様子が「気になる」と感じた際には、地域の子育て支援機関等もご活用ください。
 (基礎調査票(アセスメントシート)は支援機関等で入手可能です。)

(日本小児科学会専門医・指導医、日本小児科医会こどものこころの相談医、地域総合小児医療認定医、日本小児精神神経学会認定医、こどものこころ専門医)

小児科

課長  竹内 惠子

医長  冨士根 明雄

医長  林 仁幸子

医長  熊野 麻美

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、ryouiku-c@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

こども療育センター

電話番号:0776-53-6570ファックス:0776-53-6576メール:ryouiku-c@pref.fukui.lg.jp

〒910-0846 福井市四ツ井2丁目8-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)