開催日　：　平成30年7月11日（水）

会　場　：　青森県

概　要　：
　青森、山形、石川、福井、山梨、長野、三重、滋賀、奈良、鳥取、島根、高知、熊本、宮崎、鹿児島の１５県知事で構成する「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」の知事会合が、青森市において開催されました 。

　会合では、「地域交通ネットワークの維持・確保」をテーマとし、各県がそれぞれの地域において取り組んでいる事例を基に、大都市とは規模が異なる地方の公共交通をいかに維持・発展させていくか、意見交換を行いました。なお、本日の議論に基づき、国への提言を取りまとめ、今後、要請活動を行うことについて合意しました
　西川知事からは、鉄道事業について、えちぜん鉄道と福井鉄道の相互乗り入れや新駅整備などにより一時落ち込んだ利用者数が回復していること、バス事業について、路線の維持・新設に向けて、重複路線の統合、貨客混載などに取り組んでいることなどを紹介しました。また、人口減少が進む地方におけるバス事業の収支改善のために、全国一律となっている規制や補助基準を緩和する必要があることを訴えました 。