「できルール」ビジネスのヒント集を作成しました
事業者のみなさまに、パネルやポスターを通じて、”できることから始める” ”まず第一歩を始めていく”ヒントにしていただくために、パネルの事例別に「障がい当事者がどういった気持ちか」「どういった合理的配慮の提供ができるか」のヒント集を作成しました。
合理的配慮の提供を通じて「ビジネスを動かす発見」ができるよう、参考にしていただきたいと思います。
ビジネスのヒントは、より多くご提供できるよう、収集した好事例などを随時更新してまいります。
★コンセプト
「障がいのある方が感じる世界は、ビジネスで見つめるべき世界。」
障がいのある方の「当たり前」の日常。
その日常は、健常者にとって「初めて知ること」が多いです。
そして、それが心を動かす時、合理的配慮へ促すことにつながります。
また、同時に、心を動かす発見は、「ビジネスを動かす発見」となる可能性があります。
つまり、障がいのある方が感じる世界は、すべての人のために、街のために、事業者が見つめるべき世界です。
【身体障がい者(車いす)の方が感じる世界】

イラストが示す気持ち
車いす利用者は、座っているため、スーパーや商業施設等に買い物に行った時に、商品棚の上の方は高くて届かない。
買いたいものがあっても、店員さんなど他の方からの手伝いがないと、商品を手に取ることができない。
ビジネスのヒント
・売り場の商品棚を3段から2段にし、車いす利用者でも商品に手が届くようにする
・車いすでもスムーズに施設内を移動できるよう、80cm以上の幅を確保する
・施設にある段差をなくす、簡易スロープや階段昇降機などで段差をカバーする
・足が不自由な方の歩行をサポートするために、階段等に手すりを整備する
・車いす利用者からの要望を聞いて、高い段にある商品を取ってお渡しする
・飲食店等で、車いすの方が来店された際、お客様が決めた席の椅子を外して席を確保する
・長い距離の移動が困難な方のために、施設の入り口近くにハートフル専用パーキングを設置する
【聴覚障がい者の方が感じる世界】

イラストが示す気持ち
聴覚障がいのある方は、商品やサービスに対して目で情報を理解する。
商品説明やメニュー表、駅や銀行の電子案内、行政からの案内など、文字で表示されていることは分かる一方で、表示されていないことは分からない理解できないため、情報が不十分、または理解が遅くなってしまうことがある。
ビジネスのヒント
・伝えたいことを分かりやすく書くなど文字に表し、筆談で伝える
・コミュニケーションボード等を使って対話する
・簡単なあいさつ等の手話を覚えて対話する
・身振りや写真などを用いて伝える
・耳マークについて理解し、耳マークを身に付けている方に対して筆談等の対応をする
・施設等で、音声案内だけでなく、目で見ても情報が分かるように、色や電光掲示版などで工夫する
【視覚障がい者の方が感じる世界】

イラストが示す気持ち
視覚障がいのある方は、スポーツ観戦や美術館などで、目でその様子を見ることができなくても、音や解説などがあることで「臨場感と想像」によってエンターテイメントを楽しむことができる。
ビジネスのヒント
・スポーツ観戦や美術館、映画館などの娯楽施設で、音声ガイドを整備して内容や状況が分かるようにする
・施設内をスムーズに移動できるよう、点字盤や点字ブロック、音声誘導を整備する
・階段などの段差をはっきり認識できるよう、段差識別シートなどを整備する
・スーパーでのセルフレジや、飲食店等でのタッチパネルについて、操作が困難である場合、直接、対話で注文や精算のお手伝いをする
・商品売り場など、施設の中で目的の場所が分からずお困りの場合、行きたい場所まで案内する
・施設内、施設周辺の点字ブロックに、自転車等の視覚障がい者にとって歩行の妨げになるものが放置されないようにする
【多様な障がい者の方が感じる世界】

イラストが示す気持ち
障がいがある方は、障がいがない方から見て、違いがあるだけ。
その違いを知ってもらえることで、周囲とのかかわりを増やすことができるし、その違いを活かすことにもつながる。
ビジネスのヒント
・障がい者の方が、家族以外にも学校や職場など、社会の中で周囲との人間関係を広げられるよう、企業や学校等において、福祉学習や出前講座、当事者との関わり、動画教材などを通じて、障がいへの理解を深めていく
・多様な方々にサービスを提供するために、障がいのある方から事前に必要な支援について連絡をいただいたうえで、介助などの対応をする
・障がいに対する様々なマークを身に付けている方に適切に対応するために、それぞれのマークの内容について理解する(参考 … 障がい者に関係するマークの一例 - 内閣府)
・ヘルプマークを持っている方が困っている様子を見かけたら、「何かお手伝いできることはありますか」と声をかける
【発達障がい者の方が感じる世界】

イラストが示す気持ち
例えば、仕事をする中で、同じ作業を何回も繰り返すことがあっても、それはムダな反復作業ではなく、仕事を達成するための大事なプロセス。
発達・知的・精神障がい者も、一人ひとりの特性を理解することで、大きく活躍することができる。
ビジネスのヒント
・発達障がいのある方など、障がい者雇用をする場合には、まずその方の障がいや特性を理解する
・一定の時間や作業の経過に合わせて休憩を設ける
・実施してほしい業務内容について、完成品などを用いて手順を分かりやすく伝える
・対人関係や、環境に慣れていけるよう、本人のペースを見守りながら適切なサポートをする
・他の従業員にも、その方の障がいや特性を可能な範囲で共有し、勤務先で配慮が広がるようにする
アンケート
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お問い合わせ先
障がい福祉課
電話番号:0776-20-0338 | ファックス:0776-20-0639 | メール:syogai@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)












