令和3年度子ども読書指導者養成講座「読み聞かせ実践講座」を開催しました

最終更新日 2022年5月27日ページID 045234

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県では、ボランティア活動として学校などで広く取組まれている「読み聞かせ」 について、子ども読書ボランティア、図書館関係者等を対象に、絵本の選び方、プログラムの組み方などの実践を交えた連続講座を開催しました。嶺北会場(福井県立図書館:12月4日、1月29日、3月5日)、嶺南会場(パレア若狭:11月27日、12月18日、2月5日)の2会場にて開催。全3回の日程で、課題や実践をとおして読み聞かせについて学びました。

R3年度「読み聞かせ実践講座」ちらし(PDF形式:518KB)

 

講師

坪内啓子 氏(元福井市立図書館司書)
  40年にわたり、図書館の児童サービスに専念し、その豊富な知識や経験をもとに、県内外で、図書館職員やボランティア等への研修講師を務めている。

  

講座内容

 第1回

◆内容
・読み聞かせをはじめようと思った理由とおすすめの絵本について、参加者が1人ずつ発表
・なぜ読み聞かせが必要か、どのように本を選ぶかなどについて、講師からレジュメに沿って講義

◆終了後課題
・第2回までに、「15分の読み聞かせプログラム」を各自作成し提出

◆当日の様子
第1回_1 第1回_2
講義では、本を選ぶことの大切さについて、おすすめの本を次々と紹介しながら講師が説明しました。

 

 第2回

◆内容
・提出された15分プログラムについて、選んだ本が聞き手の年齢に合っているか、読み聞かせに向いた本かなどを講師から1人ずつ講評
・3つのグループに分かれ、25分の読み聞かせプログラムをグループごとに作成

◆当日の様子
第2回_1 第2回_2
グループワークでは、あらかじめ会場に用意された本の中から、対象年齢や時間配分などを考えつつ、どの本がよいかグループで相談しながらプログラムを作りました。

 

第3回

◆内容
・第2回に作成したプログラムに沿って、読み聞かせの会を実施
・読み方や本の持ち方などについて、講師から講評
・読み聞かせをしてみた感想、聞いてみた感想を1人ずつ発表

◆当日の様子
第3回_1 第3回_2
読み聞かせの会では、本番と同じように1人ずつ前に立って読み聞かせをしました。

  

参加者の声

  • 自分の気づいていなかったことなど、指摘していただきよかったと思います。他の人のを聞いて、自分もこのようにしなくてはと参考になりました。
  • 本番のような練習が出来、意見や感想が聞けて大変勉強になりました。今後は年代別の本の勉強もしたいです。
  • 3回の講座を受講し、勉強不足をつくづく感じました。1.選書の仕方。自分が良いと思うものと子どもとは違う。『よみきかせのきほん』に紹介されている物をみると絵と文章がつながっていて楽しい。2.読み方や本の持ち方。本を持って読めても実践すると文章が読めず…。読みこむ事の大切さを感じました。※本を正しく持つ事を意識します。
  • 具体的な読み聞かせのポイントなどがわかり大変勉強になりました。ありがとうございました。今、子どもたちの文字ばなれが言われていますが、本の楽しさがわからないわけではないと、出会っていないだけだと思うので、読み聞かせ活動がんばっていきたいです。読み聞かせる対象年代別の読み聞かせの仕方の注意点やヒント(特に高学年)なども今後知りたいと思います。
  • 今回は、先生の『こいぬがうまれるよ』の読み聞かせを聞けたのが大変良かったし、参考になりました。絵本の持ち方の説明が分かりやすく、一人では気がつく事のできなかった発見がたくさんありました。全4回から5回にして、今回のアドバイスを元に、次にもう一度チャレンジ!できるようにしても面白いかなと思いました。

            

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