令和5年度子ども読書指導者養成講座「子どもに昔話を~「子どもに語る」シリーズを出版して~」を開催しました

最終更新日 2024年1月22日ページID 054244

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子どもに昔話を語るには、信頼できるテキストが欠かせません。福井県では、子ども読書ボランティアや図書館関係者で、子どもに語りをしている方、これから語りをはじめる方を対象に、語り手から定評のある昔話集「子どもに語る」シリーズ(こぐま社・全23巻)をとりあげ、元編集者の講師からシリーズの企画のはじまりや編集過程、込められた思いについてお話いただく講座を、令和5年12月13日(水曜日)に開催しました。

 

講師

関谷 裕子(せきや・ゆうこ)氏 (元こぐま社編集長)関谷裕子氏

【プロフィール】
1956年東京生まれ。79年より、こぐま社編集部。馬場のぼる氏、西巻茅子氏の絵本や、わらべうたの絵本、「子どもに語る」シリーズの編集を担当。2021年に定年退職するまで編集長を務める。

 

当日の様子

様子1 様子2
様子3 様子4
 

参加者の声

  • 「子どもに語る」シリーズ各国版がどんな手順でつくられたのかがわかって、とても興味深かったです。おはなしを語る際には、このようによく練られた信頼できるテキストを選ぶことが大切だと、改めて思いました。
  • 今日聞いたお話を念頭に置いて、まず自分自身がじっくりと本を楽しみたいと思いました。挿し絵の木版画を見れたのが良かったです。とても素敵でした。
  • 今更ながら、語りのためにどのお話し(テキスト)を選ぶことがどんなに重要なことかを再認識しました。良い本を出版することがいかに大変なことか、そのご苦労も先生のお話しから伺えました。普段聞くことが出来ない面白いお話しもあり、大変楽しい時間でした。
  • 子供に語るシリーズの貴重な裏話(まるでプロジェクトXのような笑)聞けて、私もそういう現場に携わりたいとか、こんな大勢の方の熱い思いがこもっているシリーズだったのかと、改めて読みかえしたくなりました。今は一年生の読み聞かせをしているのですが、絵本に頼りっぱなしで、短めの日本の昔話を探して読み聞かせしてみたい!と思いました。メディア漬けの子供達が多いですが、お話が始まると顔が変わる瞬間があって、、、お話の力をしみじみ感じています。今回の講演を聞いて、私も微力すぎますが、熱い想いをつなげられる一員になりたいなと思いました。
  • もっともっと昔話を知りたい、聞きたい、よみたい…。そしていつか語りたい!!と強く思いました。出版に至るまでの色々なステキなお話を伺うことができ、これまで以上にていねいに本をみたい、と思いました。とても貴重な機会をありがとうございました。
  • 実際に携わった人の率直な思いや大変だったことがきけ、1冊の重みを改めて深く知ることが出来ました。
  • 編集秘話など知ることが出来て、大変いい時間でした。検討は必ず耳からきいてもらうとおっしゃっていたことと、困ったときは原話に戻るとおっしゃったことがとても印象に残りました。
 

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