「第３次福井県子どもの読書活動推進計画」を策定しました

　このたび、子どもの読書活動の推進に関する法律第９条第１項の規定に基づき、平成２２年度に策定された「第２次福井県子どもの読書活動推進計画（元気ふくいっ子読書活動推進計画）」を改定し、「第３次福井県子どもの読書活動推進計画」を策定しましたので、お知らせします。

　子どもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人がより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。本県においては、平成１５年度の「福井県子どもの読書活動推進計画」策定以降、「子どもが自主的に本に親しみ、みんなで読書を楽しむ環境づくり」を基本目標に掲げ、さまざまな事業を展開してきました。

　その結果、多くの学校で全校一斉読書や図書館との連携、ブックスタート事業等が行われるようになり、ボランティア数が増加するなど、本県の子どもを取り巻く読書環境づくりに一定の成果を収めることができました。特に小中学生の読書時間については、平日の読書時間が全くない児童生徒の割合が減少するなど改善傾向もみられます。　 

　国においては、高校生の不読率が改善されない点、小中学生の不読率は改善傾向にあるものの第３次計画で目標とした進度で改善されていない点を課題とし、平成３０年４月、新たな「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」を定めました。 

　このような中、本県においても県内の読書を取り巻く状況の変化や課題に対応するため「第３次福井県子どもの読書活動推進計画」を策定いたしました。今後、この計画に掲げる取組みを積極的に進めることにより、子どもたちに読書をさらに好きになってもらうことを目指してまいります。

　推進計画〔概要版〕（ＰＤＦ形式：441KB）

　推進計画〔本文〕（ＰＤＦ形式：2,323KB）