大野で「第3回白川文字学こども漢字教室」を開催しました

最終更新日 2022年8月3日ページID 050111

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第3回「福井漢字探検隊 in 大野(南部酒造場) 」を実施しました

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日時 令和4年7月17日(日)13:30~15:00

会場 株式会社 南部酒造場

講師 久保 裕之氏 (立命館大学・漢字教育士)・南部 拓也氏(南部酒造場 常務取締役)

参加者 10家族 34名

 今回の「白川文字学こども漢字教室」は、国の「登録有形文化財」である南部酒造場の酒蔵をお借りして、家族で、お酒にちなんだ漢字の成り立ちやつながり、お酒造りに関することを学びました。参加者は、酒蔵を散策しながら、南部氏から酒造りの話を、久保氏から漢字の話を交互に聴き、テキストに熱心に答えを書き込んでいきました。最後に、滅多に見ることができない座敷井戸の奥深くをガラス越しにのぞき込んで「水」や「井」「丼」の話を聴き、1時間半という時間はあっという間に過ぎていきました。
 さらに、希望者は、福井県工業産業振興協議会主催「暮らしの工藝展」から、墨流しによる酒瓶ラベル作りや型友禅によるコースター作りなどの伝統工芸体験にも参加しました。
 ※ 今回使用した漢字教室のテキスト(回答付き)を添付しました。ぜひご覧ください。

<参加者の感想>
・漢字の成り立ちや意味を知ることができてすごく楽しかったです。
・漢字のクイズが楽しかったです。昔の漢字を学び、漢字への関心が深まりました。
・私は漢字が好きで得意だけど、昔の漢字の書き方や漢字が表す意味がよくわかっていなかったので、それがわかってよかったです。
・「丼」という字は井戸の中に石を入れたら「どんぶり」という音が聞こえたから「どん」というようになった、という話が面白かったです。
・井戸を見に行った時、最初はちょっと怖かったけど、「ガラスが張ってあるから大丈夫」と心の中で信じて、井戸の中をのぞいてみて、水が奥の方に本当にあってびっくりしました。
・酒蔵もすごいけど、珍しい井戸にびっくりしました。井戸の中が見られてうれしかったです。
・発見がたくさんあって楽しかったです。
・牛骨などのレプリカなどを触る貴重な体験もできて楽しかったです。
・井戸の中やお酒造りの工場、甲羅に文字が書いてあるものなど、普段は見れない貴重なものが色々見れてよかったです。
・発酵する部屋では、発酵する匂い(チーズの匂い)がしました。お酒は飲めないけど、甘酒など買ってみたいです。
・工場内にはたくさんの物があってびっくりしました。今はほとんど機械で造っているけど、昔は人が造っていて、お酒は造るのが大変だなと思いました。
・酒蔵の部屋ごとに「しめ縄・神棚」があり、神様がくれた漢字に思いを寄せました。
・漢字だけでなく、現場も見れて楽しかったです。またこのようなイベント(見学も合わせた漢字教室)があったら、ぜひ参加したいです。
・わかりやすいお話ありがとうございました。勉強になりました。
・大人が聞いていても興味深い内容で、楽しく時間が過ぎました。帰宅してからテキストをゆっくり読んでみます。

 

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<墨流しで酒瓶ラベル作り>
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<型友禅でコースター作り>               <「暮らしの工藝展」から>
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