共創文化創出プロジェクト(QWS企画)

最終更新日 2023年9月28日ページID 054045

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SHIBUYA QWSを拠点に、様々なスキルを持つ首都圏の人たちと、まちづくりに対し主体的に活動する敦賀・若狭地域の若者たちとの共創により生まれた事業やプロジェクトを実施していきます。

【2024.12】

〇ウェルビーイング実証ツアー

 12月21日(土)、22日(日)の両日、敦賀・若狭での「ウェルビーイングツアー」の可能性を探る実証ツアーを実施しました。

 6月下旬に本プロジェクトで実施した「REINAN ゆるピッチコンテスト」で入賞した養生デザイン(敦賀市)の事業案について磨き上げを図るために実施。ツーリズムや新規事業の立ち上げにかかわる首都圏や関西の事業者4人を含む、計17人が参加しました。

 養生デザインは、個人や企業、自治体向けに心身の不調を和らげる講座や研修を行っており、今後、敦賀・若狭地域の風土や歴史、文化、食などを通して癒され、自分自身のウェルビーイングについて考えるきっかけとなるツアーを実施したい考え。 

 今回は、気比神宮やレインボーライン、熊川宿、三丁町を訪れたり、古民家をリフォームした宿やシェアオフィスを見学したほか、いろいろな味の鯖寿司の食べ比べや、養生デザインの健康講座やブレンド茶づくり体験を取り入れた内容で実証を行い、参加者の反応や感想を確認しました。

 また初日の意見交換会には、地元の婚活サポート関係者や旅行業社、自治体職員や議員らが参加。「ウェルビーイングという抽象的なテーマをどのようにイメージしやすい言葉で落とし込むか」「敦賀・若狭で実施する意味とは何か」「参加者の幸せの価値をすり合わせるという意味では婚活にも適している」等さまざまな意見が出されました。

気比神宮ウェルビー意見交換

熊川ブレンド茶

 

〇ジビエワ―ケーション

 12月20日(金)、21日(土)の両日、嶺南地域のジビエの商品開発に関するワ―ケーションを、敦賀市内で実施しました。

 6月下旬に本プロジェクトで実施した「REINAN ゆるピッチコンテスト」で入賞した鳥獣管理士の坂本さん(敦賀市)の活動に関心を持つ首都圏の事業者が参加。地方活性化のブランディングやツーリズムに関わっている3人が、坂本さんや地元の猟師等の関係者と一緒に現場を回りました。

 市内の集落の獣害対策を視察したり、2月に開業する獣肉加工施設や、坂本さんの事業拠点となる予定の建物等を見学。ぺット用ジャーキー等の商品開発の現場を見たり、市内の飲食店と共同開発し2月から商品化される「鹿ラーメン」の実食もしました。

 坂本さんは4月に起業予定で、拠点施設ではジビエ商品の開発や加工、販売だけでなく、ジビエを使った手づくりドッグフード教室等のワークショップを開いたり、地元の人たちに郷土料理や地場産野菜を使った総菜の調理ができる場として利用してもらい、地域活性化につなげていきたい考え。こうした事業案について視察後に意見交換を行い、参加者から県外の消費者に嶺南地域のジビエ商品を知ってもらうために効果的にPR する方法や、地域の巻きこみ方について貴重なご意見をいただきました。
獣肉加工施設獣害視察
大ちゃん本舗鹿ラーメン

 

【2024.11】

命を考えるワークショップ

 11月30日(土)に、敦賀市の看護学生と、医療系スタートアップ企業の共同企画事業「命を考えるワークショップ」を敦賀市内で実施しました。

 家族を亡くした経験から、命や健康の大切さについて伝えたいと考えていた敦賀市立看護大学の長谷川さんと、保健医療分野のAIによる糖尿病の総合診療支援システムを開発している株式会社ザ・ファージ(東京)をプロジェクト事務局が結び付け、両者でワークショップを企画。地元の大学生や高校生、教員ら30名が参加しました。

 長谷川さんは、昨年父親を病気で亡くした経験から、それまで生きていることが当たり前と思っていた人生観が大きく変わったことや、健康が人生の土台にあるということを訴えました。また株式会社ザ・ファージ代表の徳永さんは、AIにより一人一人に最適な食事等の治療が可能になることを目指し開発している同社の事業内容について説明しました。

 その後参加者は3チームに分かれて健康や命をテーマに意見交換を行い、それぞれが命と向き合った経験や、健康管理のために気を付けていること等について話し合いました。
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「エネクラ」フィールドワーク

 11月23日(土)、24日(日)の両日、環境やエネルギーについて楽しみながら学ぶことのできるゲームを開発しているメンバーによるフィールドワークを敦賀市内で実施しました。

 6月下旬に実施した「REINAN ゆるピッチコンテスト」で上位に入賞した浅妻さん(敦賀市)が取り組んでいるマインクラフトを使用したエネルギー教育ゲーム通称「エネクラ」に、技術や広報面で携わる首都圏の4人が訪れ、浅妻さんら敦賀市のメンバー2人と一緒にフィールドワークを行いました。

 23日(土)は、つるが環境フェアのエネクラ体験ブースに教え手側として参加。約80名の親子らにパソコン操作などを教えながら参加者の反応を確認し、ゲームの改善点を探りました。

 24日(日)は、エネクラのゲームの中に実際の施設を登場させたり、新たな拠点施設をつくることを想定しながら市内を散策。古い街並みや歴史的な建造物が残るエリアや海岸沿いの古い倉庫群、金ケ崎緑地を歩きながら魅力的な施設の発掘に取り組みました。

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倉庫古い街並み

 

【2024.8】

 8月29日(木)に、東京の渋谷QWSで、ワークショップ「北陸新幹線の終着駅から考える、地方ビジネスの可能性とは? in SHIBUYA QWS」を実施いたしました。

 6月下旬に敦賀市で実施した「REINAN ゆるピッチコンテスト」で上位に入賞した3組がアイデアを発表し、首都圏の参加者との意見交換を通して事業について多くのヒントをいただきました。

 今後、今回の参加者の中から数名に敦賀・若狭に来ていただき、登壇者が関連施設を案内する現地ワ―ケーションを実施予定です。

「エネクラ」を使ったイベントを全国、世界に広げたい!
子どもたちが楽しく継続的にエネルギーを学べるコンテンツとして、エネルギー×マインクラフト、通称「エネクラ」を開発し、エネルギーイベントに落とし込んだ。ゲームの正式版を開発し、イベントを通して日本・世界の課題を敦賀から変えていきたい。
ジビエを活用した事業展開とコミュニティづくり
ジビエを身近な食材にし、地産地消を目指す。その過程で鹿肉を用いた「嶺南ドッグ(仮)」を開発中。敦賀の新たな魅力ある特産品を生み出すために、他業種間でのコミュニティを形成し、地域課題を解消したい。
ウェルビーイングや幸せの実感を高めるための事業
喜びや楽しみを実感しながら働くには、自分にとっての「幸せ」や「健康」に気付き、受け入れることが重要とした。そのきっかけとなる「問い」を立てる講座や、ウェルビーイングツーリズムを入り口にしたウェルビーイングな働き方と経営へと導く提案をしたい。

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【2024.6】

 6月29日(土)に、敦賀市のフジオネワ―ケーションプレイスで、アイデアピッチコンテスト「REINAN ゆるピッチコンテスト」を開催いたしました。

 10名がエントリーし、当日は8名が自身が取り組みたいと思っているアイデアを発表。町内会や自治会の有効活用法や、放生祭の担い手育成、子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方が集まることのできる拠点づくりなど、それぞれの事業構想や思いを語りました。

 投資家や起業家3人が審査にあたり、最優秀賞1組、QWS賞2組の上位3組が決定。3組は今後、東京渋谷にある共創施設・渋谷QWSを活用しアイデアを磨いていきます。

 また応募者は審査員の伴走支援を受けることができ、それぞれが事業の実現を目指していきます。

 

〇最優秀賞 浅妻さん(敦賀市)

 エネルギー✕マインクラフト 通称「エネクラ」事業の可能性 

 イベントを通して日本・世界の課題を敦賀から変えていきたい! 

〇QWS賞 坂本さん(敦賀市) 

 ジビエ肉を気軽に味わってもらうための商品開発

〇QWS賞 養生デザイン(敦賀市)

 働きながら幸せ実感を高める ウェルビーイングな働き方を応援する事業について

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【2024.2月】

 2月6日にSHIBUAY  QWSでイベント「レイナンて何なん?!VOL2 北陸新幹線の終着駅 敦賀・若狭 」を実施しました。

R5年度の活動内容について紹介し、「スタートアップと嶺南の企業の継続的な連携」「関係人口の増加」についてディスカッションを行い、参加者から積極的なご意見をいただきました。

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【2023.12月】

 12月9日、10日に、第3回嶺南ワークショップを実施しました。東京・渋谷を拠点に活動する医療系スタートアップ・THE PHAGEの2名が敦賀市を訪れ、R6年2月に渋谷QWS で実施するイベントについて地元プレーヤーたちと意見を出し合いました。 また「人道の港 敦賀ムゼウム」を見学し敦賀の歴史を学んだり、市内の企業関係者と交流しました。

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【2023.11月】

 11月21日、22日に、第2回嶺南ワークショップを実施いたしました。嶺南地域に関心を持つ首都圏在住の3人が、地元プレーヤーたちと一緒に若狭町や敦賀市等でフィールドワークを行い、うなぎや梅等の特産、三方五湖の美しさ、縄文や年縞の歴史といった様々な地域の魅力を体感しました。そこで学んだことや感じたことから、地域を巻き込んだクラフトビールプロジェクトが立案されました。

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【2023.10月】

 10月10日~12日に、SHIBUYA QWS会員を嶺南地域に招き「嶺南ワークショップ」を実施いたしました。

8月のイベントで嶺南地域に関心を持っていただいた首都圏の参加者と地元プレーヤーが敦賀市や若狭町でフィールドワークを行い、プロジェクトの骨子となる「わかさ次世代ラボ」を立案しました。

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【2023.8月】 

 2023年8月25日に、東京・渋谷の共創施設「SHIBUYA QWS」でイベント「レイナンて何なん?!」を実施いたしました。

 QWSに集まった首都圏の人たちと、若狭町と敦賀市の若者をオンラインでつなぎ、まちづくりの課題について意見交換をしました。イベントを機に嶺南地域に関心を持っていただいた参加者に、次は来ていただき、ワークショップを開催する予定です。

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