腎臓病について学ぼう!
毎年3月第2木曜日は世界腎臓デー(World Kidney Day)
毎年3月第2木曜日は世界腎臓デー(World Kidney Day)です。
世界腎臓デーは、腎臓病の早期発見と早期治療の重要性を啓発する国際的な取組みとして国際腎臓学会と腎臓財団国際協会によって共同で提案され、世界や日本各地で啓発イベントが実施されています。
世界腎臓Day啓発イベント in 福井 ~あなたの腎臓を守りたい~
福井県でもこの世界腎臓デーに合わせた啓発イベントを実施しています。今年度のイベントは下記のとおり予定しております。
予約等は必要ありませんので、お買い物などの際にぜひお立ち寄りください!
1 日 時
令和2年3月1日(日)12:00~15:30
事前申し込み不要・参加無料
2 場 所
ラブリーパートナーエルパ 2階 エルパホール
(福井市大和田2丁目1212番地)
3 内 容
<第1部> 12:00~14:30
○相談コーナー
・医師、管理栄養士、薬剤師による健康相談
・患者会による実体験相談
○キッズコーナー
・折り紙、ぬりえ、ブロックなど
・輪投げ、スマートボール
○測定コーナー
・血圧測定、タンパク尿検査、ヘモグロビン測定、骨密度測定 ※希望者のみ
<第2部> 15:00~15:30
○県民公開講座
「尿からわかる身体の異常」
講師:伊藤 正典 先生 (福井赤十字病院 腎臓泌尿器科 部長)
事前申し込み不要・参加無料 (座席を70席ほどご用意しております。)
新たな国民病「慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)」
慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の働きが健康な人の60%以下に低下するか、またはタンパク尿が出るといった腎臓の異常が3か月以上続くすべての腎臓病を指します。
CKD 患者数は、成人の約8人に1人にあたる約1,300万人と推計*されています。
*平成30年 腎疾患対策検討会報告書
慢性腎臓病の発症と進行
生活習慣病(高血圧、糖尿病など)やメタボリックシンドロームとの関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気です。腎臓は体を正常な状態に保つ重要な役割を担っているため、慢性腎臓病によって腎臓の機能が低下し続けることで、様々なリスクが発生します。
初期には自覚症状はほとんどありませんが、放っておくと、どんどん進行して取り返しのつかないことになる恐れがあります。
進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状が現れてきます。症状が悪化、腎臓機能が正常に働かない「慢性腎不全」へと症状が進んだ場合は、生命を維持するため、最終的に人工透析が必要な状態となってしまいます。
慢性腎臓病の予防
慢性腎臓病は初期の場合自覚症状がほとんどみられませんので、定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが早期予防・早期発見につながります。
県では”塩分”を控えめにしたメニューを推進しています!
県では家庭でのバランスのよい食事を普及啓発するとともに、外食・中食(調理されたものを持ち帰り家で食べること)を利用する方が、安心して健康に配慮した食事ができる環境を進めています。
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アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、kenko-seisaku@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
健康医療局健康政策課
電話番号:0776-20-0697 | ファックス:0776-20-0726 | メール:kenko-seisaku@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)