『ポストこしひかり』品種決定

「コシヒカリ」を生んだ福井県から新しいお米が誕生しました

福井県が開発を進めてきたポストこしひかりを「越南291号」に決定しました。

決定にあたり、12月2日（金）に福井県知事西川一誠、福井県農業協同組合中央会会長田波俊明による共同記者会見を実施しました。

西川知事は、「コシヒカリを生んだ福井県から全国の皆さまに評価される日本一のブランド米としていく」、「県民が愛着を持ち、食卓の定番になるように取組んでいきたい」と抱負を述べました。

田波会長は、「越南291号がコシヒカリを越えるブランド品種となるよう、しっかり市場に出していく」、「福井県はすごい米を作ったといわれるようにやっていきたい」と意気込みを述べました。

  

ポストこしひかり（越南291号）の特徴

１．おいしさの特徴

・絹のような白さと艶

・口に広がる優しい甘さ

・粒感と粘りの最高の調和

 

２．食味評価

食味官能評価

 ・一般財団法人日本穀物検定協会による評価は「越南291号」が最も高い

 

こだわり米穀店主・料理人のコメント

・「粘り＋柔らかさ＋米粒感＋甘み」のバランスがずば抜けた見本（米穀店S）

・粒の弾力と粘りを楽しむことができ、旨みや甘みの立ち上がりの速さや広がりは申し分ない米（米穀店K）

・普通に毎日食べて飽きることのない米（料理店W）

 

県民食べ比べ

福井県内5か所、1,000人によるポストこしひかり候補4種の食べ比べを実施

・得票数は拮抗したが「越南291号」が最多（3割）

 

栽培の特徴