内水面漁場管理委員会指示
内水面漁場管理委員会は、漁業法第120条第1項及び第171条第4項の規定に基づき、水産動植物の繁殖保護、漁場使用に関する紛争の防止又は解決、その他漁業調整のために必要があるときは、遊漁者を含む関係者に対し、水産動植物の採捕に関する制限又は禁止、漁業者の数や漁場の利用に関する制限その他必要な指示をすることができます。
福井県内水面漁場管理委員会では、「コクチバスの取扱い」と「こい(マゴイおよびニシキゴイをいう。)の取扱い」について、委員会指示を発令していますので、お知らせします。
コクチバスの取扱いについて
【指示の目的および概要】
コクチバスは、県内では2007年に九頭竜湖で初めて確認され、九頭竜川流域のアユや渓流魚の漁場においてもその生息域が広がっています。
更なる生息域や漁業被害の拡大を防ぐため、県内の川や湖等におけるコクチバスの再放流(キャッチ&リリース)を禁止とします。採捕したコクチバスは、その場で締めた上で 、持ち帰って食べて頂く(キャッチ&イート)か、お住いの自治体のルールに従って処理してください。
また、採捕したコクチバスをサンプルとしてご提供くださる場合は、可能な限り冷凍保存し、下記「お問い合わせ先」までご連絡ください。
※コクチバスの採捕行為を禁止するものではありません。
※コクチバスの飼育等(飼育・栽培・保管・運搬)や譲渡し等(譲渡・譲受・引き渡し・引取り)は、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律により禁止されています。生きた状態でコクチバスを取り扱うことがないようにしてください。
【キャッチ&イート 】
天谷調理製菓専門学校様にコクチバスを活用したおすすめレシピを考案して頂きました!!採捕したコクチバスは、持ち帰り、おいしく食べてキャッチ&イートの推進にご協力ください。
・コクチバスレシピ集 :(1)酒蒸し(2)棒棒鶏風(3)ピカタ(4)から揚げ
・コクチバスの三枚おろしの仕方
※寄生虫の感染リスクがありますので、生食は避けてください。
こい(マゴイおよびニシキゴイをいう。)の取扱いについて
【指示の目的および概要】
コイヘルペスウイルス病は、2003年に日本で初めて発生が確認されて以降、全国各地で発生が確認されています。
県内では2004年に早瀬川水系の三方湖で初確認され、同年5月25日から現在に至るまで、福井県内水面漁場管理委員会指示による移動(持ち出しおよび放流)の制限を行っています。
コイヘルペスウイルス病は、コイ(マゴイおよびニシキゴイ)のみ発症する病気ですので、コイ以外の魚や動物(人間も含む)がコイヘルペスウイルス感染することはありません。また、コイヘルペスウイルスに感染したコイを食べたり、生息する川や湖の水に触れても、人体には全く影響はありません。
【県民の皆様へお願い】
現在、コイヘルペスウイルス病に有効な治療法はありません。
特に、コイヘルペスウイルス病の発生がない川や湖にコイヘルペスウイルス が侵入した場合は、短期間で大量のコイがへい死する可能性がありますので、以下3点にご協力をお願いします。
(1)飼育しているコイや死んだコイを川や湖に放流したり、投棄しないでください。
(2)捕まえたコイを他の川や湖に移動させないでください。
(3)川や湖で魚類のへい死を発見した場合は、最寄りの土木事務所もしくは健康福祉センターへご連絡ください。
※コイヘルペスウイルス病に関する詳しい情報は、農林水産省のホームぺージをご覧ください。
福井県内水面漁場管理委員会指示
以下の委員会指示(告示を含む)を発令しています。
(1)コクチバスの取扱いについて:指示第6-2号
(2)こい(マゴイおよびニシキゴイをいう。)の取扱いについて:指示第7号、告示第1号
詳細については以下のファイルをご確認ください。
関連ファイルダウンロード
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アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、suisan@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
福井県内水面漁場管理委員会
電話番号:0776-20-0435 | ファックス:0776-20-0653 | メール:suisan@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(水産課内)(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)











指示第6-2号(PDF形式 341キロバイト)
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