福井県の海洋生物資源の保存および管理に関する計画の変更について
TAC(Total Allowable Catch=漁獲可能量)制度は、魚種毎に年間の漁獲量の上限を設定し、水産資源を適切に保存および管理するための制度です。一方、TAE(Total Allowable Effort=漁獲努力可能量)制度は、対象魚種を漁獲する漁業種類ごとに期間、海域を定めて漁獲努力量(例:隻日数)の上限を設定し、資源状態が悪化している漁業資源を早急に回復させるための制度です。
現在、さんま・すけとうだら・まあじ・まさばおよびごまさば・するめいか・ずわいがにがTAC対象魚種、あかがれい、いかなご、さめがれい、さわら、とらふぐ、まがれい、まこがれい、やなぎむしがれい、やりいかがTAE対象魚種となっています。
海洋生物資源の保存及び管理に関する基本計画(以下、基本計画)では、管理方針や対象魚種の漁期ごとのTACおよびTAEを設定し、毎年改定されます。基本計画に基づき、県でも 県計画を定め、管理方針やTACおよびTAEの配分計画を改定します。
今回、福井県計画に定める平成27年の第1種特定海洋生物資源知事管理量(まあじ)および第2種特定海洋生物資源知事管理量(アカガレイ)を 変更いたしましたのでご確認ください。
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