福井県消費者物価指数　平成17年報

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調査の概要

　この年報は、平成１７年に総務省統計局が実施した小売物価統計調査および県が独自に実施した福井県小売物価統計調査の結果に基づき、県内７市（福井市、敦賀市、小浜市、大野市、勝山市、鯖江市、越前市）の消費者物価指数の動きを取りまとめたものである 。

総務省HP「消費者物価指数のしくみと見方」（リンク）

 

平成１７年福井県消費者物価指数の動向

総合指数は平成１２年を１００として９７．７となり、前年比０．５％の上昇と、平成１０年以来７年ぶりの上昇となった。 

生鮮食品を除く総合指数は９７．７となり、前年比０．６％の上昇と、平成１０年以来７年ぶりの上昇となった。 

 

近年の福井県消費者物価指数の推移（対前年比）

平成１０年

天候不順による生鮮野菜の高騰や消費税率引上げおよび９年９月の医療保険制度改正の影響が残ったことなどにより０．７％の上昇

平成１１年

　　　　前年に高騰した生鮮野菜の値下がりや電気・ガス代および工業製品の値下がりなどにより０．５％の下落

平成１２年

生鮮食品の値下がりや家電製品や繊維製品などの工業製品の値下がりなどにより０．６％の下落

平成１３～１６年 

耐久消費財や工業製品の値下がりにより１３年、１４年ともに１．１％の下落、１５年は０．５％の下落、１６年は０．１％の下落

平成１７年

前年に引き続きパソコンや電化製品などの耐久消費財の値下がりがあったものの、原油価格の高騰による石油製品の値上がりなどにより０．５％の上昇と、平成１０年以来７年ぶりの上昇