環境にやさしい農業について
環境にやさしい農業とは?
『環境にやさしい農業』とは、生産性の向上を図りつつ環境への負荷の軽減に配慮した持続可能な農業のことを指します。
福井県では、健康な土づくり基本として、化学肥料や化学合成農薬の使用を低減し、環境への負荷を軽減した環境にやさしい農業を推進しています。
このような取組で作られた環境にやさしい農産物には、次のような制度があります。
ふくいのエコファーマー
福井県では、「環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律」に基づき、土づくり、化学肥料の低減、化学合成農薬低減を一体的に行う生産計画を作成し、県知事から認定を受けた農業者を「エコファーマー」として認定しています。
農業者が目標とすべき作物毎の具体的な生産方式は、「福井県持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針」に定めています。
エコファーマー制度の詳細はこちらへ(別ページリンク)
福井県特別栽培農産物認証制度
福井県では平成13年度より有機農産物(いわゆる有機JAS認定農産物)以外の、化学合成農薬と化学肥料の使用を極力抑えた(福井県慣行栽培の5割以上削減)農産物を認証しています。
福井県では、4つの認証区分を設け認証を行っています。水仙の数によって認証区分が異なります。
認証区分 | 認証マーク | 栽培期間中の 農薬使用量(※1) |
栽培期間中の化学肥料 (窒素成分)の使用量 |
1 (※2) |
なし | なし | |
2 | なし | 通常の栽培に比べ 5割以上削減 |
|
3 | 通常の栽培に比べ 5割以上削減 |
なし | |
4 | 通常の栽培に比べ 5割以上削減 |
通常の栽培に比べ 5割以上削減 |
※1 節減対象農薬(有機JASで使用が認められている資材及び化学合成を行っていない農薬を除く農薬)が対象。
※2 認証区分1は有機JASで認められている資材以外は使用していない。(肥料・土壌改良資材(窒素成分を含まないもの)を含む)
農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に基づき、福井県で要綱・要領を作成し県で認証している農産物です。栽培期間は、前作終了後から本作終了後までになります。
福井県特別栽培農産物認証制度の詳細はこちらへ(別ページリンク)
有機JAS(各認証機関が認証しています。)
JAS法に基づき、「有機JAS」に適合した生産が行われていることを第三者機関は検査し、認証された事業者に「有機JASマーク」の使用を認める制度です。
詳細は、農林水産省有機JASホームページをご覧ください。
関連リンク:農林水産省有機JASホームページ(外部リンク)
福井県で環境にやさしい農業に取り組む生産者はこちら(開設中)
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