アフリカ豚熱が日本に侵入する可能性が高まっています

最終更新日 2024年2月29日ページID 055284

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アフリカ豚熱とは

アフリカ豚熱(ASF)は、ASFウイルスが豚やいのししに感染することによる発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。

ダニによる媒介、感染畜等との直接的な接触により感染が拡大します。

有効なワクチンや治療法はなく、 国内で発生すると養豚業に甚大な被害をもたらす可能性があります。

 

なお、アフリカ豚熱は豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。

 

アフリカ豚熱について(農水省HP)

 

国外の発生状況について

現在、日本では発生していませんが、アフリカからヨーロッパ、中国を経て韓国まで感染が拡大しています。

令和6年1月には韓国の釜山で、野生いのししでのアフリカ豚熱感染が確認されました。日本への直行フェリー乗り場の近くでもあり、国内への侵入リスクが非常に高くなっています。

 

世界でのアフリカ豚熱感染状況(農水省HP)

朝鮮半島におけるアフリカ豚熱の感染拡大(農水省HP)

 

家畜の伝染病(とくにアフリカ豚熱)の侵入防止への協力のお願い

韓国を含め、海外の肉製品や海外で使用した衣服、靴にはアフリカ豚熱ウイルスが付着している可能性があります。

 

  海外では動物のいる施設には行かないようにしてください。 

〇   海外から肉の入った食品を持ち帰らないでください。

〇 靴についた泥を日本に持ち込まないよう、泥を落とし、洗ってから帰国の途についてください。

〇 空港内で、靴の消毒場所があったら適切に消毒してください。

〇 帰国後1週間は、観光牧場や畜産施設などには行かないでください。

 

狩猟や登山、キャンプ等で山林に立ち入る皆様へ

現在、福井県の山林では豚熱に感染したいのししが確認されています。

今後、影響力の大きいアフリカ豚熱も侵入する可能性が高まっています。

豚熱やアフリカ豚熱は人には感染しませんが、野生動物への感染を広げない

ために、山林に立ち入った場合は下記に注意してください。

 

〇 いのししを誘引しないよう残飯は持ち帰ってください。

〇 靴の泥はその場で十分落としてから帰宅してください。

〇 帰宅途中に観光牧場や、畜産施設などには立ち寄らないでください。

〇 帰宅後も、靴や衣服は洗うなどしてください。

〇 いのししが大量に死んでいるなどの異常な状態を発見したら、その公園などがある

  市町役場へ連絡してください。

登山者・キャンパーの皆様へ(農水省HP)

 

野生いのししにおけるアフリカ豚熱検査について

豚熱の感染状況確認のため、野生いのししの調査を行っています。
これまで県内でアフリカ豚熱陽性事例は確認されていません。

 

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