若狭地区農業士:山本進さん
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山本 進さん 【プロフィール】 就農年度:平成17年度 耕作面積:水稲36ha、大麦2.8ha、野菜0.5ha 労 働 力:社員7人、研修生3人 販 売 先:都市部、卸業者、JA、直売所 |
<自慢の農畜産物・商品>
化学肥料は使用せず、化学農薬の使用を極力控えて収穫した特別栽培米
都市部のお客様向けや直売所で販売するのは全て福井県認証の特別栽培米です。化学農薬の使用は慣行栽培の6割以上を減らしています。また、収穫したお米は自社で乾燥調製後、保冷庫で保管し、注文があった後に自社内で精米、発送することで品質にこだわっております。
かみなか農楽舎の福井県認証特別栽培米※ |
研修生(右)への指導 |
※自社で乾燥調製後、保冷庫で保管し、注文後に精米、発送します |
<農業を目指す人へのメッセージ>
農業の形は十人十色、自分のビジョンが大事です!
<これまでのとりくみ>
地域の農地を守りながら、研修生の育成に励む
大阪出身で大学卒業後、かみなか農楽舎の研修生としてやって来ました。研修終了後は社員となり、研修生に農業の指導はもちろん、地域のつながりの大切さを伝えています。周辺地域は中山間地で、経営上は不利な条件ですが、魅力のある景観を保全しつつ、経営の安定化を目指しています。また、化学農薬の使用を極力控え、環境に優しい農法にスタッフ一同で積極的に取り組んでいます。梅雨の時期には、自然の象徴である“ホタル”がたくさん飛び交うようになり、その成果が現れています。
<これからの展望>
・新たなブランド米の確立、顧客の確保
・今後も多くの新規就農者の輩出
平成28年から70aで化学農薬を使用せずに米を栽培しました。これを新たなブランドに育てるため、今後は面積を拡大します。同時に、収入が米価変動の波に左右されることがないよう、宣伝活動にもより一層力を入れ、個人の顧客の拡充を図ります。農業の活性化のために、今後も新規就農者を輩出していくため、研修生指導の更なる充実を図っていきます。
アンケート
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嶺南振興局農業経営支援部
電話番号:0770-56-2221 | ファックス:0770-56-3296 | メール:nogyo-k@pref.fukui.lg.jp
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