あわら・坂井ブランド米の愛称が決定しました

最終更新日 2013年10月1日ページID 023763

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クリムソンクローバー風景


 福井県坂井地区では土にすき込んで肥料になる
「クリムソンクローバー」という植物(緑肥)をつかって、環境にやさしく、安全・安心なお米づくりに取り組んでいます。

 このたび、平成25年7月1日から8月9日までの期間でこの新しいブランド米の愛称を募集した結果、幅広い年齢・職業の方々から、合計225点の応募をいただきました。
 9月26日に開催された坂井地区農業振興協議会「あわら・坂井ブランド米愛称決定会議」において、各市長および農業協同組合代表理事組合長、坂井農林総合事務所長により厳正に審査を行った結果、次のように決定させていただきました。

 

愛称「花あかり」

愛称: 花あかり(はなあかり)
考案者: 大谷 寛幸 様 (38歳、公務員)
愛称に込めた意味:
 クリムソンクローバーの花を、結婚式などの記念日を彩るローソクに見立て、さまざまな記念日を祝う幸せなお米となるよう愛称を考えました。毎日の小さな幸せを、家族でこのお米を食べることにより記念日としてお祝いできると素敵だと思います。
 クリムソンクローバーの赤い灯りがキャンドルサービスのように里に広がっていくことで、地域が明るく華やかになるよう願いも込めています。

 

 皆さま多数のご応募ありがとうございました。 なお、アールスメロンプレゼント当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせて頂きます。

 「花あかり」が広く皆様に愛されるお米となるよう、今後様々な取り組みを行っていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

 稲穂


 坂井地区農業振興協議会について

 当協議会はあわら市、坂井市、花咲ふくい農業協同組合、春江農業協同組合、三里浜特産農業協同組合で構成され、事務局は福井県坂井農林総合事務所農業経営支援部にあります。
 
坂井地区内の市および農業協同組合が行う各種施策等と普及事業の密接な連携により、地域農業の振興、活力ある農村社会の形成に務めることを目的として活動しています。

 

マメ知識! クリムソンクローバーってどんな植物?

 「クリムソンクローバー」はマメ科作物のひとつでヨーロッパが原産です。本来毎年花を咲かせる多年草ですが、暑さに弱く日本では夏に枯れてしまうため一年草として扱われます。葉っぱはシロツメクサと同じく3枚あります。茎が長く、背丈は20~80cm程度の大きさになります。

坂井地区における開花時期は4月下旬から5月くらいです。茎の先端にいちごのような形のかわいい赤い花をつけるのが特徴で、「クリムソン(濃く明るい赤色)」の名はその花の色に由来しています。また、その姿かたちから「ストロベリーキャンドル」という別名もあります。真っ赤な花が咲きそろう様子はまるで赤いじゅうたんを広げたようで、とても美しいです。花言葉は「幸運を呼ぶ、善良」です。

また、根に共生する根粒菌のはたらきにより空気中の窒素を取り込んで養分にすることができるため、緑肥(土に混ぜ込むことで肥料として活用できる植物)として利用できます。イネの緑肥として利用する場合、秋に種まきをして、田植え前にクリムソンクローバーを田んぼにすき込みます。

 クリムソンクローバーを使うことで、化学合成した肥料を減らした環境にやさしい、安全・安心なお米づくりができます。ほかにも、土壌有機物が増えて微生物の活動が活発になる、土の構造が改善される等の効果が期待され、元気なイネを育てるために一役買っています。

 詳しい栽培暦を紹介しています。こちらをクリックして下さい(PDFファイル(442KB)が開きます)。

クリムソンクローバーの花


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電話番号:0776-81-3222 ファックス:0776-81-2769メール:saka-noso@pref.fukui.lg.jp

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