冬の味覚の王者「越前がに」

最終更新日 2021年11月4日ページID 048109

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冬の味覚の王者 越前がに

「越前がに」は、福井県の港で水揚げされるズワイガニのことを言います。その中でも雄のズワイガニは「硬がに」、雌のズワイガニは「せいこがに」とも呼ばれます。

味・品質ともに全国随一、皇室にも献上される一品です。

福井県越前海岸沖は、エサが豊富な好漁場。豊富なエサと、日本海海底の冷たい海水で育った越前がには、殻の中に身がギュッと詰まっており、みずみずしくジューシーな甘みが感じられます。甲羅の中には、カニみそがたっぷりと入っており、ほぐした脚の身と混ぜて食べれば絶品です。雌のせいこがには、体は小さいですが、プチプチとした食感の外子と濃厚な味わいの内子を楽しむことができます。

越前がには、漁獲後すぐに船上で冷温保管を徹底し、生きたまま港に運ばれます。漁場から港までの距離は約1~2時間と近いのもポイント。鮮度抜群の状態で競りにかけられます。市場では、目利きの経験が豊富な流通業者が揃い、常に高品質の越前がにを提供しています。

福井県で水揚げされたズワイガニには、黄色いタグが取り付けられています。タグには、水揚げ漁港が刻印されており、「福井県産の越前がに」であることの証です。

なお、平成30年9月27日には、国が地域農林水産物や食品を地域特産品として保護する「地理的表示(GI)保護制度」に登録され、産地証明の黄色タグにGIマークが付きました。国にも品質を認められた「越前がに」をぜひご賞味ください。

越前がに(魚体)  越前がに料理

毎年11月6日は、越前がに漁の解禁日。この日から、県内のいたるところで茹で立ての越前がにの販売、旅館・飲食店では越前がに料理の提供が始まり、多くの人で賑わいます。

【越前がに漁のスケジュール(例年)】

雄がに:11月6日~3月20日

雌がに:11月6日~12月31日

水がに:2月19日~3月20日(水ガニとは、脱皮直後で殻が柔らかい雄がに)

★こちらから、ドローンを使ったダイナミックな越前がに漁の動画をご覧いただけます!

>>越前がに漁解禁

プレミアムブランド「越前がに極」

平成27年より、越前がにの中でも、重さ1.3㎏以上、甲羅の幅14.5㎝以上、爪の幅3㎝以上のものを最上級ブランド「越前がに極(きわみ)」として認定。

従来のタグと新たな極タグのダブルタグで差別化を図っています。

越前がに極

>> 越前がに極紹介チラシ(兼GI産品紹介)

>>越前がに極ポスター

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