「福井ふるさと元気宣言」(4.元気な県政)

最終更新日 2015年4月13日ページID 029399

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4. 元気な県政

 戦後70年の節目を迎えた今日、先人の努力により福井は着実に発展し、大都市では手に入れることのできない幸福の要素がふんだんにあります。こうした福井の暮らしやすさを、県民一人ひとりの自信と誇り、行動に結びつけていかなければなりません。
 そして、50年、100年先の未来に“幸福日本一”を引き継ぐため、福井の優位性・可能性を最大限に発揮する「ふるさと政策」を、県民・団体・企業・市町の力を結集して実行します。
 地域のスポーツ・文化の力は、「元気な県政」の象徴です。老若男女だれでもいつでも、身近に楽しむことのできる環境を充実します。
 

11 国体の成功と「スポーツ福井」の実現、文化・芸術を身近に

 県民の力を結集し、福井国体の「優勝」と成功をめざします。体力日本一の子どものスポーツを盛んにして一流のアスリートを育てるとともに、子どもから大人まで、県民すべてが気軽に年中スポーツを楽しめる「スポーツ福井」を実現します。
 県民幸福度をさらに高めるには、「福井の文化力」向上が欠かせません。文化・芸術を楽しむ機会をさらに増やします。県民の誇りとなる歴史・文化遺産を発掘し価値を高め、次の世代に引き継ぎます。 
 

県民総参加の福井国体

〇式典・宿泊・交通・競技運営など国体・全国障害者スポーツ大会の成功に向け万全

○競技力を高め「優勝」の実現
    ・25億円(27~30年度)の強化費を確保し、選手強化・指導者確保・環境整備
    ・仕事と競技を両立する「スポジョブふくい」、200人超のUIターン実現
    ・「新県民歌」を広く学校・企業・団体へ普及

○東京オリンピック事前キャンプなどを市町と協力して誘致
 

「スポーツ福井」の実現

○体力日本一をさらに高める「子どもの新スポーツ」を開発・普及
    ・運動が苦手な子も得意な子も、みんな参加の「スポーツ遊び」

○子どもから大人まで気軽にスポーツ
    ・学校部活動の冬場の練習環境を改善。冬季のスポーツ振興
    ・女性・高齢者が気軽にスポーツを楽しめる「地域スポーツ同好会」活動を応援

 

福井の文化をもっと身近に

○文学館の新展開
    ・文学館を拠点に有名作家が指導する「直木賞・芥川賞プロジェクト」

○子どもの文化・芸術活動
    ・出張「音楽堂」活動の展開、すべての小中学校で一流の音楽を身近に
    ・小中学校「弦楽器クラブ」は規模を倍に国体出場。教員OB・専門家による絵画・美術指導

〇「こども歴史文化館」の充実と入館者アップ
    ・展示を拡張し見学拡大。インターネットなどを用いて学校授業に直結
 

日本のふるさと・ピースフル(Peaceful(心静かな))福井

○日本最大の戦国城下町「一乗谷ミュージアム」
    ・福井市と県の役割分担を見直し、エリア全体の魅力向上をスピードアップ
    ・遺跡を中世研究の全国拠点へ、朝倉氏遺跡博物館を整備

〇福井の遺産を日本・世界遺産へ
    ・越前和紙産地の継承活動を応援し、ユネスコ無形文化遺産へ追加登録
    ・一乗谷・永平寺・平泉寺・吉崎など福井が誇る中世遺跡をまとめて日本遺産へ、世界文化遺産へ登録努力
    ・「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群」(鯖街道)を日本遺産へ

〇国宝・重文の指定迅速化
    
・街道・港運・信仰・伝統工芸などテーマと対象を決め、文化財指定を迅速化
     (中村家住宅、永平寺伽藍、若狭武田氏館、奥の細道名所、西福寺文書など)
    ・熊川宿・小浜西組など重要伝統的建造物群保存地区の整備、今庄宿・三国湊・大野城下などを新選定へ
 

12 幸福実感、誇りを生み出す「ふるさと政策」

 「幸福日本一」をいよいよ、県民一人ひとりの「実感」へと高めるときです。県民の誇りや自信につなげる総合化した行政を推進し、「元気あふれる日本一のふるさと」を実現します。
 郷土愛にあふれる県民の行動力を結集する行政システムを市町とともに確立し、長期的な展望を持って、東京一極集中や人口減少など地方と国共通の課題の解決に全力を尽くします。
 

「ふるさと福井」に誇りと自信

○福井のアニバーサリー
    ・戦後復興70年(平成27年)、明治維新150年(平成30年)を節目に、県勢発展の歴史を写真・映像で見る展示会
    ・白川静先生没10年記念事業(平成28年)

○希望創造・幸福実感プロジェクト
    ・東京大学希望学プロジェクトとの連携により「ふくい希望活動ネットワーク」を組織
    ・福井の県民幸福・子どもの幸福を世界に発信する国際会議を誘致
    ・ブータンとの交流を経済・ビジネス分野へ拡大

〇福井発の政策提案を実現
    ・「ふるさと納税」は活用先を明らかにして寄付増大、提唱県としてPRなど納税情報センターを強化
    ・自治体が集まり、わがふるさとを愛するふるさと納税全国大会を福井で
    ・地方への企業移転を促すふるさと企業減税を実現

○「ふるさと知事ネットワーク」による地方連携
    ・ネットワーク参加県共同のよる地方発の政策や地方連携プロジェクトを広く国民に発信    
 

市町と共動の「新ふるさと」づくり

○市町振興プロジェクト
    ・市町の「ふるさと創造プロジェクト」(1億円)を継続実行

○地域の拠点づくり
    ・農産物販売や住民交流など地域住民の集い・活動の場を整備
 

時代の先端を行く情報活用

〇ICTを身近に
    ・行政情報のオープンデータ化を促進、政策立案にビッグデータ活用
    ・Wi-Fi(高速無線LAN)エリアを、まちなかや観光地に拡大

 

「福井ふるさと元気宣言」

 

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