平成12年国勢調査 人口移動集計

最終更新日 2013年7月5日ページID 012159

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― 人口の転出入状況等に関する結果  ―
 

 用語の説明

移動人口・・・・・5年前に現住所以外の場所に住んでいた人 
移動率・・・・・・・移動人口が5歳以上人口に占める割合
転入者・・・・・・・5年前には他の地域に居住していたが、調査時には当該地域に居住している人
転出者・・・・・・・5年前には当該地域に居住していたが、調査時には他の地域に居住している人
転入率・・・・・・・5歳以上人口に対する転入者の比率
転出率・・・・・・・5歳以上人口に対する転出者の比率
転入超過率・・・5歳以上人口に対する転入超過数の割合

        転入超過率= ( 転入者数 - 転出者数 ) / 5歳以上人口 

詳しくはこちらをご覧ください。
総務省統計局ホームページ 平成12年国勢調査 用語の解説

人口移動集計 (福井県の概要)

1 男女別・年齢別人口移動

(1)移動人口

平成12年10月1日(調査期日)の5年前にまだ生まれていなかった人を除く5歳以上人口(787,705人)のうち、5年前に現住所以外の場所に住んでいた人(移動人口)は153,306人で、5歳以上人口に占める割合(移動率)は19.5%(全国平均は28.1%)となっており、約2割の者がこの5年間に住所を移動している。
これを10年前の平成2年と比べると、移動人口は23,006人増加し、移動率は2.7ポイント上昇している。

(2)5年前の常住地別移動人口

移動人口を5年前の常住地別にみると,同じ市町村内で移動した人は72,201人(5歳以上人口の9.2%)、県内の他の市町村から移動した人は37,454人(同4.8%)他県から移動した人は39,005人(同5.0%)、国外から移動した人は4,646人(同0.6%)となっており、同じ市町村内での移動率が最も高くなっている。
これを平成2年と比べると,同じ市町村内で移動した人が12,438人(20.8%)、県内の他の市町村から移動した人が6,381人(20.5%)、他県から移動した人が760人(2.0%)、国外から移動した人が3,427人(281.1%)それぞれ増加しており、国外から移動した人が約3倍増となっているのが特徴的である。

(3)男女別移動人口

移動人口を男女別にみると、男性は76,831人、女性は76,475人で、移動率はそれぞれ20.2%、18.8%(全国平均はそれぞれ29.4%、26.9%)となっており、男性の方が高くなっている。これを平成2年と比べると、移動人口は男性が10,653人(16.1%)、女性が12,353人(19.3%)それぞれ増加しているが、他県から移動した男性が523人(2.1%)減少している。

(4)年齢階級別移動率

移動率を年齢階級別にみると、25~29歳が49.0%と最も高く、次いで30~34歳が43.0%、20~24歳が36.1%となっており、20~30歳代が28~49%の高率となっている。25~29歳をピークに年齢階級が上がるにつれて移動率は低下していき、70~74歳が5.7%と最も低くなるが、75歳以上なると年齢階級が上がるにつれて移動率が上昇している。
平成2年と比べると、70~74歳(0.2ポイント低下)、75~79歳(同率)以外のすべての階級で移動率は上昇しており、特に30歳代と85歳以上で大きい。

図1 年齢(5歳階級)別移動率(Excel形式:94KB)

(5)男女別移動率

移動率を男女別にみると、25~34歳、70歳以上では女性の移動率が男性を上回っているが、それ以外の階級では男性の方が高くなっている。
平成2年と比べると、男性の移動率は全階級で上昇しているが、女性は25~29歳、70~79歳ではわずかながら低下している。

(6)5年前の常住地別移動率

移動率を5年前の常住地別にみると、20~24歳では県外からの移動率が最も高くなっているが、それ以外の階級では同一市町村内での移動率が最も高い。
 男女別にみると、男性においては、最も高い移動率であるのは、同一市町村内、他市町村からの移動が30~34歳、県外からの移動が20~24歳であるのに対し、女性においては、すべての移動について25~29歳となっている。また、男性においては、県外からの移動が10~64歳において他市町村からの移動と同じか上回っているが、女性においては、20~24歳以外はすべて他市町村からの移動が県外からの移動と同じか上回っている。

2 市町村の人口移動

(1)移動率

市町村別に5年前の常住地が現住所以外の者の割合をみると、松岡町28.3%が最も高く、以下、敦賀市(26.2%)、大飯町(25.0%)と続き、3市2町が2割を超えている。
 移動した人について5年前の常住地別にみると、自市町村内で移動した人の割合は敦賀市の15.0%が最も高く,次いで福井市(12.9%)、武生市(9.5%)などとなっている。また、他市町村、県外または国外から移動した人の割合は、松岡町が23.0%と最も高く、次いで大飯町(19.0%)、清水町、永平寺町、朝日町(共に14.1%)などとなっている。

(2)転入率

各市町村の5歳以上人口に占める転入者(5年前の常住地が県内他市町村および県外の者)の割合(転入率)をみると、松岡町が22.6%と最も高く、次いで大飯町(18.7%)、清水町(14.0%)など2市10町1村で10%を超えている。
 一方、転入率が最も低いのは池田町の3.5%で、次いで河野村(3.9%)、大野市(4.3%)など1市2町1村で5%を下回っている。

市町村別転入率マップ

(3)転出率

各市町村の5歳以上人口に対する転出者(5年前の常住地が当該市町村で現在は他市町村および県外に常住している者)の割合(転出率)は、和泉村が19.1%と最も高く、次いで大飯町(15.2%)、美浜町(13.3%)と2市12町3村で10%を超えている。
 一方、転出率が最も低いのは宮崎村の7.8%で、次いで勝山市(8.2%)、大野市(8.3%)などとなっている。

(4)転入超過率

転入者と転出者の差(転出入超過数)の各市町村の5歳以上人口に対する比率(転出入超過率)をみると、転入超過では、松岡町の9.4%が最も高く、以下、坂井町、永平寺町(共に4.0%)、朝日町、大飯町(共に3.6%)と続いており、2市11町1村で転入超過となっている。
 一方、転出超過では、越前町(8.6%)、河野村(6.9%)、和泉村(6.7%)と5市11町5村で転出超過となっている。
 

  市町村別転入超過率マップ

統計表

 

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